我が家に迎えてから縮み続ける太白丸
我が家で屋外管理しているサボテン達は、いよいよ縮んできました。
冬季の正常な反応とわかっていても、ちょっと心配になるくらい。
あまり変化が無いのはマミラリア属とアストロフィツム属、他は見事に縮んでいるようです。
夏にお迎えした太白丸
白っぽくて刺がスルドイのに魅かれて、太白丸をお迎えしたのが8月末でした。
当時直径38 mmと2号鉢サイズだったのも好みでした。
↓↓ 8月下旬の太白丸
お迎えして、植替えた直後ですね。
この長い刺は本当に針みたいで、植替え作業も難儀しました。
太白丸は学名がThelocactus macdowellii、メキシコ産の種です。
テロカクタス属のサボテンは一般的に栽培容易で、花は5年生からとのこと。
花がつくのは球体のテッペン、太白丸の花色はピンクです。
学名以下の情報はwikipediaに拠っています。
我が家の太白丸だと何年生なんでしょう。
大きさから、開花まではあと2、3年だと予想しています。
我が家で大きくならない太白丸
太白丸をお迎えしたのが8月末なので、当初は秋のうちに少し大きくなるものと思っていました。
ところが、我が家ではお迎え時の球径を上回ったことがありません。
↓↓ 太白丸の球径グラフは見事に右肩下がり
縦軸はmm、横軸は日付です。
秋の終わりに一瞬ヤル気を出したかに見えたのですが、当初の球径に戻った時点で冬籠モードになったようです。
現在絶賛縮小中。
我が家のサボテン約20種のうち、お迎え時の球径を越えていないのは太白丸だけだと思います。
お迎え直後に随分と縮んでいることから推察するに、植替えをあまり好まないのかもしれませんね。
最盛期?と耐寒仕様の太白丸を比較
我が家で太白丸の最盛期は、球径グラフで見ると10月末から11月にかけて、一時膨らんだ時期になるかと思います。
↓↓ 11月上旬の太白丸
その頃は確かに色もイイ感じで、健康そうですね。
↓↓ 11月上旬の太白丸、上から
中心の生長点付近に黄色味を帯びた刺がいくつか見えます。
これがおそらく新しい刺なんだと思います。
ちゃんと刺を出しているのは馴染んだ証、いったん環境に適応した後に冬を迎えたのでしたら、少しは安心ですね。
さて最盛期から2ヶ月後、寒さに適応して縮んでいる太白丸の現在の様子を。
↓↓ 1月中旬の太白丸
球体が全体的に小さくなっているのがお判りでしょうか。
以前はキレイな球体に見えていたのが、上がつぶれていびつになっています。
そして刺座の間隔が狭くなったので、刺の密度が上がって、全体的に白く見えます。
太白丸には白いサボテンになってもらいたいですが、こういった形で白くなるのは本意ではありません。
こういった冬への対応を経て、春には爆発的に生長してくれるんだと思っています。
屋外管理ならではの季節感ということで、勉強になっています。
追記
↓↓ ゆっくり生長して、翌春には見事に初開花しました