烏羽玉の花って可憐ですね
サボテンの開花時期をまだ十分に把握できていません。
そもそもまだ我が家で咲いたことが無い種もあります。
最近烏羽玉が我が家で初開花して、ビックリしました。
お迎えして2年目の烏羽玉
そもそも烏羽玉をお迎えしたのは、2020年の1月だったようです。
もはや記憶が曖昧になっているのは情けない。
寒くて曇りの日に、某園芸店の温室で選んだのは覚えています。
↓↓ 2020年1月下旬の烏羽玉
例によって小さな個体を選んできたので、鉢は2号鉢。
最初の球径は、28 mmとの記録です。
売られているのを見てる中で、一番小さい部類です。
冬に適応して縮んでいるのがわかりますね。
↓↓ 2021年1月下旬の烏羽玉
植替え時の様子です。
我が家のサボテンは地上の球体から直接根が出るタイプが多いですが、たまにこうやって地下部にも質量を有する種がいます。
烏羽玉は地下部にボリュームを持っていました。
この手の種は、深鉢がいいんでしょうね。
でも我が家では統一感を重視して、普通サイズの素焼き鉢です。
最初の年はイベントに乏しかった
小さいことが購入動機になりましたが、初めてのロホホラ属のサボテンなので、楽しく球体を眺めていました。
購入時は萎んでいた球体が、春になってハリを取戻していくのを見るのは楽しいものです。
↓↓ 2020年6月下旬の烏羽玉
良い感じでハリのある肌になりました。
新しい刺座も出てきて、調子が良いことを感じさせます。
ただ去年はこのままジーっとしてほぼ何の変化もありませんでした。
球径は、お迎えした時28 mm、8月に36 mmになってから生長が止まりました。
やっぱり冬にはシワシワになりましたが、球径はそれほど変化しなかったようです。
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我が家で烏羽玉の初開花
去年唯一の変化があったんです。
生長が止まった時に生長点に毛が生えているのを見つけて、半年間気になっていました。
↓↓ 2020年9月下旬の烏羽玉
ちょっと判りにくいかもしれませんが、球体のてっぺんにポワンとあります。
ロホホラ属は刺座に毛が生えるんじゃなかったかと記憶にあったので、これは成熟した新しい刺座なのかしら?と思っていました。
そして、2回目の春を迎えたわけです。
↓↓ 2021年4月下旬の烏羽玉
こりゃあ花芽じゃないですかね、膨らんできましたよ。
この大きさで開花なんですか。
その後この膨らみは目立って大きくなることも無く、さてこれはどうなるのかと思っていたところ・・・。
↓↓ 2021年5月上旬の烏羽玉
やあ、気が付いたら開花していました。
たまたま週末で良かった、日中しか開かないので平日なら気付かないところでした。
↓↓ 烏羽玉の可憐な花
ちょっとピンボケで悲しみます。
可憐な様子が伝わるでしょうか。
大きさといい、色といい、形といい、実に可憐な小花が咲くんですね。
同じような形の兜丸は豪快な大輪花なので、何となくそんなイメージだったのは迂闊でした。
意外なところを突かれたのもあって、この小花を一日眺めて夢中になっていました。