ガマンできずに銀粧玉を鉢増し
皆さんのブログを拝見していると、秋にサボテンの植替えをなさっている記事を見かけます。
小生、バラは11月末に土を替えるんですね。
その伝でいくと、サボテンは休眠に入るのがバラより早いハズですから、そろそろ何らかの措置をとってもいい時期です。確かにそうです。
などと考えていると、鉢植えを触りたくなる病が。
そこで、刺が鉢の外に飛び出して、どうにも扱いにくくなってきた銀粧玉の鉢増しを実施することにしました。
丁度有休もとって、平日の昼間にノンビリとサボテン触って、楽しいなあ。
鉢増しのコンセプト
銀粧玉です。
現在2.5号鉢です。
ご覧のように刺が鉢の外まで伸びてきて、迂闊に鉢を持とうとすると手に刺さります。小生もとより迂闊ですから、痛い。
対策としての鉢増しです。
大きな鉢ならば刺の飛び出しも少ない、痛くなかろうと。
↓↓ 元気な銀粧玉と引越し先の3号鉢
例によって塗装した素焼きの3号鉢を用意しました。
↓↓ 塗装はこちら
今回は根をいじる予定はありません。
抜いてみてあんまり根が詰まっていたら整理しますけど、地下部はそこまで生長していないと見込んでいます。
早速抜いてみましょ
道具をそろえて、抜いてみましょう。
左手には刺よけの皮手袋、つるバラ栽培で使っているのがここでも役に立ちます。
表面の用土をほぐして、底の水抜き穴から押し出すようにして、簡単に抜けました。
いいですね、健康的な根の雰囲気です。
根鉢はできていましたが、かなりユルめでした。
もう少し根が張っていても良かったかな?
予定通り根鉢を崩さない鉢増しが妥当なところです。
新しい鉢へ植えます
さて、3号鉢に用土を少し入れて、高さをあわせましょう。
用土は硬質赤玉(小粒)5:硬質鹿沼(小粒)3:完熟牛糞堆肥2です。
今年使って不満が無い配合でしたので、変えません。
↓↓ 実際にサボテンを載せてみて丁度いい高さまで用土を入れたら、マグアンプKの小粒をぱらぱらと。今回は2つまみ。
そうしたら、実際にサボテンを植えましょう。
サボテンを載せて、周囲に用土を入れます。
この時、軽く棒でつついて大きな隙間が空かないようにします。
この棒は金属で、使用済みワイパーの芯です。
小型鉢の管理用として、非常に使いやすい。
これと、先曲がりのピンセットがサボテン管理には重宝します。ピンセットはそのうち登場させましょう。
完成です
うまくサボテンも安定しましたので、鉢増し完成です。
球体と鉢の大きのバランスもまずまず、もう少し大きくなっても大丈夫です。
こう見ると、鉢がピッタリすぎで余裕が無いと、サボテンが窮屈に見えます。
これぐらい余裕があって、丁度いいでしょう。
無事鉢増し完了です。
この機会にサボテンの鉢底を確認したところ、2個体ほど根がでていましたよ。
次はそれらを鉢増しするか、根を整理するか、どうしましょうね。
追記
↓↓ 夏に大きくなった分、冬に縮むってことは・・・