冬になり、みるみる縮む銀粧玉
我が家のサボテンは2号から3号鉢のサイズです。
唯一3号鉢で、一番大きなはずの銀粧玉がよく縮んでるなあと思って眺めています。
↓↓ 前回は鉢増しの記事でしたね
細くて長い刺が密集しているサボテンです。
夏以降の銀粧玉
9月上旬と11月上旬に最大球径54 mmを記録した銀粧玉。
まずは球径グラフをご覧ください。
9月から10月にかけて一旦縮んだ理由がよくわかりませんが、もしかして植替えかな?
前回記事の時ですから植替えは10月上旬です。
そうすると縮み始めが先なのね、じゃあ原因はわかんないや。
銀粧玉は11月上旬から縮小の一途、冬モードであることは間違いないですね。
既に10 mm縮んで、このままだと間もなくお迎えした時と同じ球径に戻ってしまいます。
変動が激しいなあ。
膨らんだ時と縮んだ時の違い
せっかくですから、縮み具合を写真で確認してみましょう。
まずは大きく膨らんでいた時の様子から。
↓↓ 11月上旬の銀粧玉
次、縮んでいる最近の様子。
↓↓ 1月中旬の銀粧玉
残念ながら、大きな違いを感じられないでしょうか。
いえいえ違いはありまして、まず肌色が暗くくすんでいますね。
それから、明らかに刺座の密度が高くなっています。
結果として、11月より1月はサボテンが閉じた印象に見えませんか?
季節の変動を見ているのか、生長を見ているのか
半年前と同じ球径に戻ってしまった銀粧玉の球径グラフを眺めていて、思うところがありました。
夏にかけて球径が大きくなっているのを見ていた時は、無邪気に「生育しているね!」と喜んでいました。
ところがそれは本当に生長を見ていたのでしょうか?
見ていたのは真の意味での生長ではなく、サボテンの球径が季節的に膨らんだり縮んだりするのを見ていただけじゃないかと思ったわけです。
実際どうなんでしょう。
丁度一年前の球径と比較して、同じ季節に去年からどのくらい大きくなったのを確認するのが正しい生長比較なのかもしれません。
刺座が増えているのは生長ですよね
生長は球径ではなく、別の指標で見るべきなのかもしれません。
↓↓ 矢印は花が付いていた刺座です
花の跡は黒く残るので、動きを追うことができます。
ここから上が新しく出た刺ということになります。
ですから、球体の半分ぐらいが6月以降の新しい刺になっていると。
新しい刺が生長点から現れるのも生長ですからね。
球径も刺が出るのも、それぞれサボテンの生長の指標だとすると、なかなか単純に一面だけ見て語れないですねえ。
サボテンの生長は多面的に実感できて楽しいですね、というまとめでよろしいでしょうか。