花のキレイなサボテン、小さな宝山と雪晃をお迎え
2020年春の新入りサボテンの紹介、続きです。
お安いサボテンを複数購入とマクラで振っておきながら、前回は高砂の話で終わってしまいました。
宝山は特徴が無いのが特徴
高砂と同時購入したのが宝山、Rebutia minuschla。
和名は「ほうざん」なんですね。
「たからやま」かと思った。
↓↓ お迎えした宝山
この宝山は球径24 mmでした。
どうですか、この(良く言えば)クセの無い姿。
刺は細くて目立たず、形は球形、刺座が載っている疣も目立ちません。
これは地味、特色が無いのにも程があります。
宝山は花が魅力のサボテンなんですね。
花付きも良いようで、売っていた他の個体には複数の花芽が付いていました。
こんなに小さいのに。
小生はヘソ曲りなので、敢えて花芽が確認できない個体を選びました。
花芽が生長していくのを見る楽しみがありますけど、その前に、花芽が付いた!っていう喜びがあるじゃないですか。
そこを重視しました。
花期は長いようですから、これからですよ。
宝山は肌が露出して稜も目立ちませんから、夏の直射日光を避けるグループにするつもりです。
ギムノカリキウム属と同じトレーに入ってもらって様子を見ましょう。
追記
↓↓ 球体はあまり大きくなりませんが、翌春には美しく開花しました
雪晃は野性味ある姿になってもらいたい
もう一つ、勢いで雪晃も購入しました。
これだけプラグ苗ではなく小鉢に植えられていて、価格も200円でした。
球径35 mmで、プラグ苗より一回り大きいんです。
↓↓ お迎えした雪晃
一回り大きいとは言っても、まだ2号鉢サイズ。
↓↓ 植替え時の地下部
緑のイチゴではありません。
意外と根が貧弱だったのは残念でした。
雪晃は普及種で珍しくありませんが、小さい個体に遭遇したことが無かったので、この機会に喜んでお迎えしました。
雪晃はParodia haselbergii、パロディア属は花がキレイなお仲間ですから、小生的には買いです。
↓↓ パロディア属、銀粧玉の見事な花に魅了されました
和名が表しているように、雪晃はうまく育てれば白刺が球体を覆うサボテンのようです。
我が家でも強光線で育てましょう。
雪晃は成長点付近なんか細かい刺が密集して、雰囲気は繊細に見えます。
ところが、野生ではなかなかワイルドな姿になっているようです。
↓↓ cactusinhabitat.orgさん
http://www.cactusinhabitat.org/index.php?p=specie&id=148&l=en
ネット上の雪晃の写真を見ていて、この原産地の姿にはグッときました。
こんな感じに育たないものでしょうか。
追記
↓↓ まだ小さい個体ながら、翌春には開花しました