我が家の隠し玉?ペンタカンサ
サボテンで、まだ1回も紹介していない種類もあるんです。
出し惜しみしてるわけじゃないんです。
みんな、記事にする話題がないんです。
それでも間もなく冬の休眠期に入るんですから、この秋の様子を記録しておかないと、来春以降のサボテン栽培の参考にならない。
何とか様子をお伝えすることにします。
密かにペンタカンサを育てています
今回はペンタカンサです。
地味なので、記事にする話題が無いんですよ、ホント。
サボテンに興味がある方はもちろん知ってる、興味が無い方にはどうでもいい、ペンタカンサの学名はGyamnocalycium buenekeri、ペンタカンサはpentacantha(5つの刺)というシノニム(まあ異名ということで)から来ている通称名なんでしょうね。
和名として聖王丸という、車田正美先生的な素敵なお名前があるんですね。
お迎えは確か早春の3月、サボテンの日近くのミニサボテン狩りだったと思います。
↓↓ 写真で残っているのは3月下旬
こう、そのままのお姿では何ともコメントしようが無いですね。
ギムノカリキウム属なのは雰囲気に現れています。
でも、それだけなんですよねえ。
↓↓ 話題にするようなイベントも無く、10月上旬。
肌のグリーンは濃くなって、どうも生育環境としては気に入ってくれているようですね。
何よりです。
膨らんだだけで、他には?
見るからに膨らんで、この半年の頑張りが見て取れますが、その他に形が変わったり、花が咲いたり、刺がガンガン伸びて雰囲気変わったり、そういったことが全くありません。
ここが問題なんですねえ。
↓↓ 上からの記録、3月下旬。球径約20 mm。
これが、どうも梅雨時にグッと膨らんで、
↓↓ 7月上旬、24 mm。
↓↓ 膨らむ割にはもうそれほど外観に変化ナシ。10月上旬、31 mm。
球径は1.5倍になりましたが、ホント、外観に大きな変化がありません。
球径が膨らんでいるのに対して、刺座はあまり増えていません。
各稜で1つずつぐらいですかねえ。
このフォルムが好きなら
ペンタカンサはシッカリ膨らみましたが、幸いなことに形は保っていて、小生好みの扁平で生長してくれそうです。
グリーンが濃くなって、アマガエルとかアオガエルとか、そんな印象になってきました。
我が家のサボテン仲間の中では海王丸とよく似ています。刺は全然違いますけど。
そう、刺が弱いのはサボテンとしてちょっと残念かな。
シノニムとは異なり、ひとつの刺座からの刺は5本以上の場合も珍しくありません。
数が多い分には良いんですけど、いかにも細くて弱い刺なんです。
海王丸は捻じれた刺があるせいで、まあサボテンとしての魅力が出ているような気がします。
対してペンタカンサは、刺は後回しにして、ツルんとした肌で売る戦略なんでしょうか。
それならまあいいですよ、付き合いましょう。
色つやの良好なペンタカンサ、指に触れる肌は滑らかで美しい、って感じで見ていくことで。
ペンタカンサは花もピンクでスタンダードな感じみたいですね。
どっか尖ったところがあって欲しいんですが、どこまでも控えめなのが逆に特徴なんでしょうねえ。
って、面倒な仕事が来ないように祈る、職場の小生みたいじゃないですか・・・。
追記
↓↓ 1年後、鉢増しするくらい大きくなっています