玉翁のヒゲが伸びてきました
サボテンは、12月に入ってもベランダ暮らしが続いています。
浅いですが、一応屋根が張り出しているのでバルコニーではなくベランダ。
ここ関東地方の最低気温はまだ氷点下にはなりません。
雨も直接あたりません。
室内避難の基準を決めかねています。
電球みたいな玉翁
丸いくて白いマミラリア属との見込みでお迎えした玉翁。
小さな個体ですから、丸くてもまだ白くありませんでした。
春からの生長シーズン、まずは身体を大きくしていく方針にしたようで、その点は大いに評価することろです。
↓↓ 膨らんだと思ったら電球みたいに
まだまだ期待通りの丸くて白いマミラリアへの道は半ばです。
一時傾いた玉翁
電球フォルムになってからも玉翁は
↓↓ 10月上旬の玉翁
ここまでは電球型で大きな動きが無かったのです。
少し下の方まで膨らんできたかな?
それが1ヶ月で急転。
↓↓ 11月上旬、傾いてますよー
すごく傾いたものです。
サボテンが傾くと、地下では悪しきことが起こっていると判断されるようです。
根腐れとか、ネジラミがついたとか、そういったサボテン生命が脅かされている兆候。
気が付いた時には大いに心配して、さてどうしたものかと思っていました。
根腐れならすぐに抜けるハズ、と引張ってみてもシッカリ根付いているようです。
それに肌色も良好。
今までごく僅かだった長い糸状の刺が、目立って増えてきています。
これは健康そうですので、しばらく様子見と判断。
特定の場所だけに陽が当たらないように、定期的に鉢を回すことも試みました。
その結果
↓↓ 11月下旬の玉翁
見事持ち直しました。
今度は反対側に少し傾いてます。
そして何より、糸状の刺がかなり増えてきて、翁っぽくなりました。
ようやく特徴が出てきて、かなり白いマミラリアに近づいています。
身体も、電球を卒業できそうなくらい下の方まで膨らんでいます。
わずか1ヶ月での大幅な成熟ぶりには、目を見張ります。
球径の記録では
思い返せば、春から秋まで玉翁は随分と形状を変化させながら生長してきました。
小さな球 → 上へ伸びて細長く → 上だけ膨らんで電球 → 傾く → 一回り大きな球
ダイナミックです。
サボテンはただ一様に球径を大きくしていくわけじゃないということを、栽培してみて初めて知りました。
↓↓ 球径の記録です
11月は傾きを解消したり、糸状の刺を出したりとダイナミックに動いた一方で、球径の生長は止まっていたようですね。
記録を始めた梅雨時から一貫して球径を大きくしてきた玉翁、もう冬の休眠です。
追記
↓↓ 明けて春、粛々と生長するマミラリアたち