ランポー玉がどれくらい記事にしにくいか、について
この春、3月にお迎えしていながら、まだブログ記事になっていないサボテンのお話です。
イヤな予感がするならば、さすがの感性。
そう、ご想像のとおり、記事にできないのは派手な動きが無いからです。
動かないと記事にできないよう
以前は動かない金洋丸を記事にしたこともありますが、こんなのばかりでは読者の皆様に恐縮です。
↓↓ 変わらず地味ながら、今ではちゃんと生長が確認できますよ
今日は金洋丸じゃなくて、ランポー玉です。
何とかランポーじゃなくて、無印のランポー玉です。
↓↓ 11月上旬、生長シーズンを終えようとするランポー玉
碧瑠璃でも四角でもないです。
元来刺も省略されてますから、生長したとしても動きが見えにくいですよね。
今年は花も咲きませんでした。
こうなると、なかなかブログ泣かせのサボテンだと思います。
ランポー玉です
ランポー玉、有名種なので説明の必要も感じませんが、一応。
「鸞鳳玉」って書けないし読めない和名ですので、カタカナ表記を採用します。
Astrophytum myriostigma、ご存知兜丸と同じアストロフィツム属のサボテンです。
5稜が基本みたいですが、3稜や4稜の個体もいます。
表面の白いブツブツが無いのが碧瑠璃ランポー、色々な変種というか栽培種があるものです。
今シーズンは園芸店で色々なランポーを実見したものです。
ただ、どうもこの標準型以外はあまりお迎えするほどに心が動かなかったです。
これは実際に出くわしていないのですが、普通の星付きの3稜タイプで2号鉢に収まる
サイズの個体(かつお手頃価格)だったら、お迎えしたくなるかも。
小生の現時点での趣味ですから、どれが良いとか悪いとか、そういうことではありませんよ。
目立たずとも生長した
我が家のランポー玉、言及する程の目覚ましい動きはなかったのは先に言った通り。
でもね、生長はしていました。
↓↓ 6月下旬のランポー玉
綺麗な星形でしょう。
中心の刺座(稜上にある赤い点)をよくご確認ください。
↓↓ 11月上旬のランポー玉
刺座の配置が違いますよね。地味に生長している証です。
地味すぎます?小生もそう思います。
ランポー玉は現在球径約40 mm、3月にお迎えした時は約35 mmでしたので、やっぱり生長しているんです。
↓↓ ここで、7月から継続している球径値グラフを、
縦軸単位は「mm」、横軸は日付です。
おもちゃのノギスでの測定、測定箇所も厳密に一定ではないことをご容赦ください。
それでも判ることは、ランポー玉はおそらく春から梅雨明け頃まで球体を膨らませて、その後夏から秋にかけては球径はほとんど増加しないということです。
もちろん単年の結果ですので、来年も同じ傾向だったら楽しいなあ、ってぐらいのことですけど。
短い栽培経験で断言できることは、少ないものです。
ランポー玉には来年こそ開花を期待しています。
花咲かなかったら、また1シーズン1回キリの登場だぞ。