マンザニロとシプレッシーノを眺めて、オリーブとの長い付合いを振返る
寒くなってくると殺風景になりがちですから、常緑樹木が有難くなりますね。
我が家の玄関、今年から鉢植えオリーブに加わってもらいました。
観葉植物みたいな位置付けですね。
オリーブを置くと何となく洒落た雰囲気に見えるのは、見事な効果です。
そもそも長いお付き合い
オリーブを迎えたのはいつのことだったか。
5、6年前?
2年目と3年目に開花、結実したことを覚えています。
その後諸々の事情でオリーブの処分を検討、実際に上の方から剪定ハサミで切れる所まで詰めてしまいました。
ところが、完全処分する前に小生が気力を失ったため、オリーブは間一髪生き延びることに。
2年ほど庭の片隅に放置してあったのを、この春玄関へ置いた次第。
長い不遇の時期を作ってしまい、反省してます。
マンザニロ
オリーブは2本ありまして、そのうち1本はマンザニロ。
スペイン原産の品種、とwikipediaにあります。
↓↓ 12月上旬、我が家のマンザニロ
鉢はブラスチック10号の菊鉢。
ちょっと色気が無いので、鉢はいつか替えないといけません。
これで樹高約130 cm程です。
↓↓ マンザニロの葉
葉色は濃く、ツヤが強く出ます。
葉の形は先端が丸みを帯びていて、特徴的です。
葉の雰囲気は他と見分けが付けやすいようで、苗を見てマンザネロかと思えば大体当たっています。
姿が美しく見えたのに加え、果実が大粒になるとのとこで買った記憶があります。
実ったことはありますが、残念ながら若いうちに落ちてしまいました。
その大きな果実は見ることができていません。
シプレッシーノ
もう一本はシプレッシーノ、いかにもイタリア産の名前です。
↓↓ 12月上旬、我が家のシプレッシーノ
こちらは木の真ん中で切った雰囲気が残っています。
樹高は約90 cmです。
もう少し時間をかけてカッコ良く仕立てたいところ。
↓↓ シプレッシーノの葉
マンザニロに比べると尖った葉、実際硬いので切れない刃物みたいです。
新葉は銀葉みたいに見えることもありますが、冬は薄いグリーンです。
オリーブを処分したくなった理由
今ではオリーブを長く育てたいと思っていますが、以前処分を考えた時の理由、一応書いておきます。
虫が付くんです。
春はアブラムシが大量に発生、その後小さな甲虫が葉を齧るし、それから巨大なスズメガの幼虫が凄い勢いで片っ端から葉を食べてしまいます。
で、アブラムシや甲虫などで傷ついた葉が、落ちずに残るんです。
これが美しくなくて、それで嫌になりました。
ただの管理不行届きなのが、お恥ずかしい。
ところが今では、バラに殺虫剤を散布するついでにオリーブにも散布でき、害虫防除できるようになりました。
切詰めて目が行き届くようになったのも大きいです。
オリーブは、葉が傷んでいなければ美しい植物です。
もう少し葉を出してくれると、姿も良くなると思っています。
この冬は根を切って、土を入替えて、剪定もして、ちゃんとお世話します。
追記
↓↓ 多分、不調の原因は土だったんじゃないかな