竜頭よ、冬はツラかろうが必ず春は来る
今日久しぶりに(曇り空とはいえ)太陽光のもとでサボテンを眺めると、ギムノカリキウム属が寒さに反応していました。
秋から冬にかけてサボテンを手元に置くのは初めてなので、また新たな栽培実感を得ることができました。
この時期から寒冷環境と認識するんですね。
生長が派手なサボテンと地味なサボテン
サボテンは種類によって生長の動きが派手なものと地味なものがあるようです。
↓↓ 派手なサボテン
↓↓ 地味なサボテン
派手とか地味とかは属(genus)ではなく種(species)ごとに違いますよ。
例えばマミラリア属の玉翁は派手に動いて楽しませてくれましたが、同じ属の金洋丸はホント地味な部類です。
↓↓ 金洋丸よ、イベントが少ないぞ
来年も花が咲かない限り記事にできそうにありません。
竜頭が地味で記事にできなかった
さて、話は戻って寒さで縮み始めたギムノカリキウム属です。
いくつかのギムノカリキウム属が縮み始めていましたが、中でも竜頭が顕著でよろしい。
↓↓ 12月上旬の竜頭
実に良い感じに縮んで、色が赤味を帯びています。
比較しないと分かりにくいですね。
↓↓ こちらは11月上旬の竜頭
11月の方が肌にハリがあって、高さがあり、色も赤味が薄いのが伝わるでしょうか。
なかなか同一条件で写真撮影できないので、gifアニメーションにできないのが残念。
とにかく、竜頭は寒さに耐えるために縮むタイプのギムノカリキウム属サボテンだということが分かった次第です。
後は程度の問題ですよね。
翠晃冠みたいになれば面白いんですけど。
↓↓ あまり縮むと回復にも時間がかかるかも
まだ冬は序の口です。
竜頭がどこまで縮むのか、楽しみです。
縮むまでは、何も、なかった
竜頭は夏にお迎えして、ついていた蕾が我が家で開花。
↓↓ 白い花は、実にキレイでした
ところがその後、地味に生長するサボテンであることが発覚。
イベントが皆無なために、記事にしようがありませんでした。
まったく同じ形でありながら、静かに生長を続けていたのは知っています。
定期的に撮った写真はどれも同じように見えながら、新しい刺は出ていました。
↓↓ 球径グラフは概ね右肩上がり、他の順調なサボテンと同じ
そう、生長しているんですけど、見えにくい。
刺が小さくて比較的目立たないことが大きな理由でしょう。
長い刺の種だと、グングン伸びる刺で生長を実感しますから。
地味とは言え、竜頭の肌のマットな質感は、眺めていて楽しいです。
で、色味も深いグリーンからほのかにレッドが射したりして、飽きません。
美しいサボテンだと思っています。
だからもっと記事にしたい。
今年の栽培で派手に動いてくれないのは判りましたから、そうなると作文のウデかあ。
追記
↓↓ 2020年春の様子、花芽が見えると嬉しいですね