クロチルド スーペルとボレロの土替え、2019年冬
バラの土替え、今日はクロチルド スーペルとボレロです。
どちらも新苗で迎えて、1シーズンでどれだけ生長したかを確認する機会でもありますね。
小生、新苗は6号鉢に植えることにしていますので、この機会に鉢増しです。
この土替えを機に、我が家標準の7号鉢で暮らしてもらいます。
クロチルド スーペル
振返ると今年は期せずして新苗を多く迎えてしまいました。
そして春からここまで、それぞれのバラに紆余曲折ありました。
その中で、秋に一番楽しませてくれたのは間違いなくクロチルド スーペル。
夏まではうどん粉病で散々だったんですから、バラ栽培もどう転ぶかわからないものです。
粉粧楼としてお迎えして、4回記事にしました。
↓↓ 12月中旬、土替え直前のクロチルド スーペル
少し横張り気味ですが、枝の出方もバランス良いです。
か細い枝1本だった4月の姿が思い出せません。
ちゃんと季節の変化を感じて、葉が黄色くなってきているのもイイですね。
さあ、抜いて土を落としましょう。
↓↓ クロチルド スーペルの今年の成果
根の密度が高く、非常に状態が良いと感じました。
地上部の生育は根の状態の反映という意見に、今回は賛成です。
最近の中では記憶にないくらい、一番きれいな根の状態じゃないでしょうか。
鉢増しですので、根の先端を切りそろえる程度の剪定を施して、あと上部の肩になっている根を落として、7号鉢に植え戻しました。
このバラは秋に素晴らしいのが判りましたから、来年は春のうどん粉病祭りもガマンして見守っていられそうです。
ボレロ
先代が春にダメになったため、今年予定外で迎えた新苗ボレロです。
前回は基本どおりに夏まで摘蕾していたのに対し、今回は摘蕾せずに様子を見てみました。
↓↓ 結果は、秋の花数、花型ともに夏まで摘蕾したシーズンの方が優れていました。
個体差という話もあります?
何か、残念だったなあ。
↓↓ 12月中旬のボレロ
ま、全体の様子としては、こんなものでしょうか。
可もなく不可も無くですね。もう少し枝数が増えても良かった。
↓↓ ボレロの根
悪くない根張りでした。
ただ、細い根の色が白ではなく茶色いのが多くて、その分印象が良くありません。
どこかで乾かしてしまったのかもしれません。
根の先端を切りそろえて、7号鉢です。
春、いや来年はどうでしょうね。
黒星病への耐性は安定していて、この個体も葉は落ちません。
花付きが良いのももちろんですから、そうなると後は樹勢ぐらいでしょうか。
細い枝ばかりにならないように、これは剪定のウデの問題でもありますね。
2月の剪定、今年はみんな大胆にいこうかな。