二番花がよく咲いたクロチルド スーペル(粉粧楼)
今年2020年は、バラの一番花の後に多くの鉢で摘蕾しています。
あまり調子のよくない株の体力温存に加え、散った花の片づけが少なくて楽です。
そうは言っても咲かせる株は元気だからですから、摘蕾する鉢が少ないに越したことはありません。
今年のクロチルド スーペルはうどん粉病少なめ
春の開花が一通り終わったクロチルド スーペルは、去年の経験からするとうどん粉病大会に突入することを予想していました。
↓↓ 去年は結構うどん粉病でした
ところが今年は去年のようなヒドい罹患状態にはならず、うどん粉病についてはかなり抑制に成功しています。
去年のクロチルド スーペルはちょっとだけ雨よけがある場所に置いてありました。
うどん粉病は乾燥した環境を好むとのことですから、今年のクロチルド スーペルは完全に雨晒しの場所に置くことで改善を図りました。
幸いなことにクロチルド スーペルは黒星病には比較的強いですから、濡れることは問題ないハズです。
雨晒しにした結果、去年のうどん粉病蔓延状態とは全く異なり、かなり局所的な罹患に留まっています。
今年の雨が多い気候もこの点についてはプラスひ働きました。
クロチルド スーペルの二番花
春のクロチルド スーペルはピンクが弱く、白花と言ってもいいくらいの色で咲いていました。
一番花の後はうどん粉病が酷くなかったので、多く付いた蕾もそのまま咲かせることができました。
6月中旬から7月になるまで咲いていました。
↓↓ 2020年6月下旬のクロチルド スーペル
春の花よりもピンクが強く出て、美しいと思います。
↓↓ 2020年6月下旬のクロチルド スーペル
関東地方は、6月はまだ雨も少なかったのかもしれませんね。
うどん粉病も出ず、花もキレイに咲いて、言うことありません。
二番花後半は雨で傷む
前半はクロチルド スーペルにとって良好な気候でしたが、後半は雨の日が多くて花も傷みがちでした。
↓↓ 2020年7月上旬のクロチルド スーペル
かなり夏顔で開いていました。
↓↓ 6月末以降は蕾の時点で茶色く傷みました
クロチルド スーペルはボーリングしやすいと言われていますが、蕾が濡れても乾けば咲くことがよくあります。
ただ、濡れると外側の花弁は茶色く傷みますので、美しさは損なわれてしまいます。
もちろん咲かないで腐ってしまう花も少しありますので、こうなると積極的に花や蕾を落とす方がキレイな状態を保てるようです。
↓↓ 6月末でも良く咲いていました
傷んだ花を落とした後の写真ですね。
こんな感じで、あまりうどん粉病が目立たないまま夏を迎えることができるのは望外の喜びと言えるでしょう。
このまま健康を保って夏越しして、秋に思う存分本領発揮してください。