マダム アルフレッド ドゥ ルージュモンとフランシス デュブリュイの土替え、2019年冬
今朝はルージュモンとデュブリュイの土替えの様子を。
2019年シーズンのバラ新苗はこれでひと段落です。
やっぱりバラの新苗を育てるの、好みです。
小さいのが育っていく過程を眺めるのが楽しいし、そこで愛着が湧きますよね。
↓↓ ここからスタート
この記事から、8ヶ月ですか。
長くもあり、短くもあり。
マダム アルフレッド ドゥ ルージュモンの土替え、鉢増し
今春、最初にお迎え選抜を確定させたのがルージュモンでした。
薄ピンク熱に一番マッチしたバラ。
↓↓ 土替え直前のマダム アルフレッド ドゥ ルージュモン
細い枝でありながら整った樹形になりました。
株元からの枝が1本弱くて、実質2本の枝なのが残念なところ。
↓↓ 6号のスリット鉢からも根が溢れていました
こんなことになっているとは、全然気が付きませんでした。
スリット鉢からここまで根が溢れているのは初めてです。
ルージュモンの鉢置場はスレート板の上でした。
鉢から抜いて土を落として
↓↓ ルージュモンの根
根の密度、色なども問題ありません。
少し強め、先端1/3くらいをカットして、7号スリット鉢へ植えて終了。
フランシス デュブリュイの土替え、鉢増し
新苗の最後はフランシス デュブリュイ。
フランシスは我が家唯一の赤バラとして重要です。
↓↓ 土替え直前のフランシス デュブリュイ
ルージュモンより直立性に見えると思いますが、実はもっと横張りです。
あんまり拡がるので、麻ひもでまとめてるんです。
紐での矯正は、剪定の時まで続けるつもりです。
↓↓ フランシス デュブリュイの根
根張りはちょっと物足りなかったですね。
その一方で、白い根も多くて状態は悪くない様子。
小生の植え方が悪くて、土に隙間でもあったのかもしれませんね。
こちら、根の剪定は先端を軽く切りそろえる程度にとどめました。
フランシスも6号から7号スリット鉢に鉢増しです。
オールドローズ新苗の育成、楽しかった
今年は新苗を4種もお迎えしてしまいました。
そして初めてのオールド ローズ。
現代バラよりも可憐な花である一方、黒星病には弱くないということを実感できたのは勉強になりました。
結局、クロチルド スーペル、マダム アルフレッド ドゥ ルージュモン、フランシス デュブリュイの3種はどれも黒星病には罹患しませんでした。
ここで思うに、ハイブリッド ティーができた最初の方でたまたま黒星病耐性を失った品種が育種に使われたんじゃないでしょうか。
あるいは現代バラに必須の四季咲き遺伝子とか大輪咲きの遺伝子が、黒星病耐性遺伝子と近い位置にあるのかもしれませんね。
バラのゲノムもわかっていることですし、調べればわかるような気がしますがどうなんでしょう。
もちろん小生にはそんな能力も気力も何もありませんので、悪しからず。