今年花数が少なかった、ゲラニウムのミセス ケンドール クラーク
できればいつも栽培成功!!って記事を書きたいのですが、小生も試行錯誤で植物を育てていますので、思い通りの結果にならないことも多々あるわけです。
もうこの時期ですから、失敗についても記事にして気持ちに区切りをつけるっていうのも趣向かと思っています。
ミセス ケンドール クラークはゲラニウムです
まず今日ご覧いただくミセスケンドールクラーク、Geranium pratenseの品種です。
G. pratenseなので、スプリッシュ スプラッシュと同じですね。
強健で土壌を選ばず、春遅くから初夏にかけてソフトラベンダー色の花が咲くはずでした。
我が家でのミセスケンドールクラークのあゆみ
ミセス ケンドール クラークはスプリッシュ スプラッシュと同時、昨秋にお迎えして同じように晩秋に地上部が枯れて冬を越しました。
そこから3月上旬に芽吹いた様子です。
この芽吹きは春らしくて良いですねえ。今見ても癒されます。
ここまではスプリッシュ スプラッシュと同期していて、順調順調と思いながら見ていました。
ところが開花が遅い。スプリッシュ スプラッシュが5月中旬に開花しているのですが、ケンドール クラークは一向に蕾があがってきませんでした。
結局6月上旬にようやく蕾がつきました。こんな株姿です。
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ハダニがついて葉数が少し減ってしまったのですが、克服して割と健康的に見えます。
6月中旬、最初の開花の様子です。
気を揉みましたが何とか花を見ることができてよかった。
青い花で、白筋が入ります。
盛大に咲くと涼し気だと思います。けど、ちょっと地味かな?
問題は花数の少なさ
最初の開花までは良かったのですが、後が続きませんでした。
ぽつぽつと咲いていって、一度に咲くのは2,3輪。7月にはもう蕾が無くなってしまいました。一期咲きなので、今年はこれでオシマイです。
花期も短かった・・・。
ちょっと地味な印象なのも、花数が増えれば違って見えると思うんですけどね。
今年の花付きは残念でした。
品種特性じゃなくて、環境が悪かったのが原因だと思っています。
陽当たりが悪すぎ。諸事情で陽当たりが確保できなくなったんですよねー。
ミセスケンドールクラークの本来の美しさを目にしていないのだとすれば、惜しいことです。
陽当たりが悪い場所は盛夏には涼しい場所になるはずです。
このまま夏越しさせて、秋には陽当たり良好な場所に移植するかもしれません。
来年こそは、って長すぎです(笑)
追記
↓↓ 元気が無い様子のまま、晩秋を迎えました