幽玄な白花の竜頭、2020年も開花してくれました
竜頭の花が咲きました。
去年も随分と感心して眺めていました。
↓↓ お迎えした時にあった蕾が開花
今年は花芽が出てきた時点からジックリ観察して、とうとう開花に至って、やっぱりキレイな花だなあと感心しています。
↓↓ ここから開花まで約1ヶ月なら長くはないですね
竜頭の蕾の生長と開花
4月中旬以降は順調に4つの蕾が生長していました。
↓↓ 2020年5月中旬の竜頭
竜頭の蕾は爬虫類系で、見事なウロコですね。
今年は麗蛇丸など他のギムノカリキウム属の蕾を見た中で、竜頭が一番ウロコでした。
↓↓ 2020年5月下旬の竜頭
一番生長の早かった最初の一輪が開花したのが、5月26日でした。
去年も見ていても、やっぱりこの花は美しいです。
サボテン本体ともよくマッチしているように感じます。
↓↓ 白花で褐色の影が差しているのが何とも
キレイだなあ。
続けて開花した僥倖
最初に開花した日以降、天気が悪かったのかな?
あまりシッカリ開かない日が続いて、寂しい気持ちになっていたところ、遅れていた次の蕾が開花してくれました。
これは本当に良かったです。
↓↓ 続いて、三輪が咲きそうです
何とか最初の一輪が持って欲しいと強く願っていたところ、何とか望みが叶えられました。
↓↓ 2020年5月下旬の竜頭
四輪同時に開花した様子です。
これは美しい。
↓↓ これは真上からです
どうやったら四輪咲いている豪華さをうまく表現できるのか、よくわかりませんでした。
写真の勉強が足りません。
↓↓ 一輪に注目してもいいんですけど
竜頭の見事な花を堪能することができて、よかったなあ。
竜頭の開花は正午ごろから、本当に午後早い時間の2-3時間でした。
我が家ではギムノカリキウム属のサボテンは遮光しているのですが、ちょっと遮光が強すぎるんでしょうか。
開花時間が短いのは実に残念でした。
サボテンの白花は独特の美しさですね
竜頭の白花は、何とも言えない味わいです。
サボテンの花は派手な色が多いですけど、白花を集めたくなるくらいです。
同じギムノカリキウム属の麗蛇丸も白っぽくて美しい花でした。
↓↓ 麗蛇丸の花は、竜頭より小さいです
麗蛇丸はピンクとグリーンの影が入っていました。
竜頭の花は一回り大きくて褐色の影にクリーム色の蕊なので、豪華ながら一段と大人びて落ち着いた印象です。
↓↓ 沢山咲いても派手にはなりません
幽玄、という言葉が浮かびましたが、正確な意味なのか心配になって調べたところ、
① 奥深い味わいのあること。深い余情のあること。また、そのさま。
② 奥深くはかり知ることのできない・こと(さま)。
③ 優雅なこと。上品でやさしいこと。また、そのさま。
④ 中世文学・中世芸能における美的理念の一。余情を伴う感動。
とありました。
小生が感じた、この花の形容にふさわしいようです。