新苗粉粧楼の夏剪定~2019年
今日は夏剪定に戻りまして、粉粧楼です。
新苗は、無理に夏剪定しなくてもいいと思います。
元々小さいですから、縮めなくてもそのまま咲かせればいいんです。
我が家では特に粉粧楼が、まるでミニチュアローズのような風情です。
これをわざわざ剪定するか悩みました。
が、他のバラを剪定していた勢いでカットしてしまいました。
春からここまでの粉粧楼
粉粧楼のご紹介は、これで4回目ですね。
前回は1ヶ月前、暑くなって持病のうどん粉病が自然消滅したところで記事にしたのでした。
それから一度開花のピークがあったようで、お花の写真がそれなりに残っています。
↓↓ 前回記事の直後、8月中旬
↓↓ この後はさすがに夏顔ばかり。8月下旬の花。
↓↓ もっと夏顔です。それでも良く咲いてくれました。
この花は全部中輪で、ちゃんと測っていませんが、せいぜい花径4cm程度。
ミニチュアローズとそれほど変わらない大きさです。
夏を越した粉粧楼
粉粧楼は、夏にはうどん粉病もおさまり、元気に過ごしたようです。
↓↓ 夏剪定直前の様子です。蕾が多くついているところ、全部カットしました。
粉粧楼は他のオールドローズ、ルージュモンやデュブリュイに比べて、一回り小さいです。
小さい割に、盛んに枝を出しては蕾をつけています。
多分小さいのは持っている性質なんだと思います。
↓↓ これを剪定した後、こんな姿です。
全部の枝にハサミを入れて、その上細い枝を多く落としました。
株の大きさを考えると、強めの剪定になりましたね。
少しは枝を太らせることを助けたくなった次第。
考えてみると咲かせているから仕方ないんですね、これまでの育て方と一貫していませんがお赦しください。
粉粧楼の健康状態と株元
粉粧楼の健康状態はうどん粉病に左右されます。
それに尽きます。
これから出てくる季節ですから、秋の開花時にはどうでしょう。
うどん粉病を抑えられないと蕾が枯れてしまいますから、もしかしたら粉粧楼の秋花はかなり難度が高いのかもしれません。
とはいえ、今年はもうカットしてしまいました。
殺菌剤の効果に期待するしかありません。
そんな粉粧楼の株元はこちら
細い枝が3本です。
切り口が見えますが、剪定時にベーサル シュートと根元に近いサイド シュートを一本ずつ落としました。
あまりにも細い枝で花も咲いていなかったので、そういった判断です。
まあ粉粧楼は枝が出やすい雰囲気がありますから、そのうち強いベーサル シュートが出るでしょう、と楽観しています。
とにかく粉粧楼はうどん粉病をどうするか、この一点にかかっています。
雨ざらしにして、殺菌剤を散布して、肥料は控えめ。他に何かありましたっけ?
追記
↓↓ クロチルド スーペル(粉粧楼)は秋に本領発揮するんです