クロチルド スーペル(粉粧楼)は秋に本気出すタイプ
先日、粉粧楼がクロチルド スーペルという素性の知れた品種の国内流通名であることを知って、大いに驚きました。
ネット上の情報が少ないので大したことない記事ですけど、その後追加の知見もありません。
↓↓ 関連情報をお寄せいただけると、小生嬉しいです
先に付いたお名前がクロチルド スーペルであれば、それを尊重するのが合理的な態度かと思いますので、当記事以降はクロチルド スーペルの表記で行こうと思います。
「粉粧楼」は参考名としてカッコ付きでタイトルにしました。
それはさておき、クロチルド スーペルは四季咲きのバラですので、夏剪定してお揃いの開花を期待したところまでが前回の栽培記録でした。
↓↓ 新苗からここまで来たんです
クロチルドさんについては、持病のうどん粉病に苦しめられつつも、それほど葉も落とさずに秋を迎えられていることは非常に悦ばしい。
秋後半に目を引きます
四季咲き性が強いクロチルドですから、夏剪定の効果が挙がっています。
秋前半の主役だったプリンセス ドゥ モナコに対して、中盤はこのクロチルドが今のところ主役です。
↓↓ 10月下旬の、この色あい
この花には恐れ入りました。
クロチルド スーペル、なるほど長く親しまれているバラだけのことはあります。
こんな美花が咲くなら、みんな育てたくなりますよ。
春のうどん粉病なんて、なんてことありません。
この花は、あまり園芸に興味のないカミさんも目を奪われていました。
大輪じゃなくて、中輪でこの花弁の多さでこの色合いが何とも言えません。
ただ残念なことに安定して同様の花が咲かないようです。
↓↓ 色の気配はあっても、形が崩れたりします
↓↓ 反対に形は整っていても、色が春の花みたいに
なかなか難しいものです。
オールドローズですから、全体としては地味かしら
個々の花はキレイですが、5-6cmの中輪ですから株全体としてはそれほどのインパクトは無いかもしれません。
↓↓ それでも新苗シーズンの秋にしては、十分の花数なんですよ
↓↓ オールドローズらしく花はみんな俯きます
そのために、この見事なピンクが目立たないのが残念だなあ。
香りはありますが、それほど強くないでしょうか。中香といったとことろです。
そして秋のクロチルドは、花持ちが良いです。
そのおかげで咲き揃いますから、ここは香りが弱くても気になりません。
一方、持病のうどん粉病も発生していません。
最近は朝の気温も下がってきていますが、もう少し気温が下がると出るかもしれませんね。
満開の時期に持病が出ないのは、実に有難い。絶対秋の開花も、うどん粉で台無しになると思ってましたから。
秋になって、クロチルド スーペルがいかに良いバラであることを実感しました。
来年の充実が楽しみ
クロチルド スーペルはまだまだ枝も細くて、ヒョロヒョロの横張り株です。
年末に鉢増しして、来年はもう少し大きな株になってくれると思います。
楽しみだなあ。
↓↓ ピンクの強さは気温が大きいですが、日照や湿度も関係するかも
花弁も多くて、実に見事です。
最近は出勤時刻と日の出時刻が大体同じなので、平日明るい写真が撮れません。
花持ちよく週末まで待ってくれて、本当に嬉しい。
クロチルド スーペルは秋に本気を出すことがよくわかった次第です。
追記
↓↓ 根の密度に好調さが表れていました!