粉粧楼って、クロチルド スーペル?
バラは秋の大苗の季節ですね。
小生今年は大苗の予定はありませんので、来年の新苗をどうしようか考えているくらいです。
先日もスマホでボンヤリ品種情報を見ていましたんですが、そこで個人的にビックリ情報を見つけました。
粉粧楼=クロチルド スーペル?
来年の新苗もオールドローズがいいかな?と姫野バラ園さんのサイトを見ていたんです。そこにあった、あるバラについての記述がビックリの原因
ポリアンサ ローズで薄ピンクのバラ、聞いたことが無い名前だったので記述を読んでみると
「最近になり粉粧楼(ふんしょうろう)は品種違いで「クロチルド スーペール」であると分かりました。当園でも名前を変更させていただきましたが、従来の粉粧楼と同じ品種です。」
とありました。
ええええ?そうなんだ!
粉粧楼は謎のチャイナローズって触れ込みが多かったので、そう信じてたんですけど。
姫野バラ園さんの書き方だと、例えばデュセス ドゥ ブラバンが桜鏡っていう和名を併せ持っているのとはちょっと違って、元々粉粧楼とクロチルド スーペルは別品種と思われていたのが、このたび同一と判明、って感じです。
知らなかったの、小生だけかも。
あちこちに記載がありますね
Google先生で検索してみると、確かにあちこちのブログに記載があるようです。その気にならないと、見逃してしまうんですねえ。
2007年に「公式発表」されたっていう記述をよく見かけますが、どこが公式発表したのかが判りません。興味だけなんですけど、知りたいなあ。
ご存知の方、教えていただけると助かりますm(__)m
とにかく粉粧楼の素性は10年以上前にわかったんだけど、日本のバラ業界では、「クロチルド スーペルじゃ今更通じないから、そのまま和名の粉粧楼でいいんじゃね?」って感じで「粉粧楼」を使い続けてるみたいです。
そのクロチルド スーペルとは
クロチルド スーペルは1888年から1890年ごろにルクセンブルグのSoupertとNottingが作出したポリアンサ ローズ系統の品種。
バラのサイトで一番権威があるところを知らないので、どこの情報を貼っておけばいいのかもよくわかんないですが、
このあたりでお赦しを。
Soupertさんが作出者で、Clotildeは女性名のようですから、作出者のご親族の名前が付いているんでしょうね。
その一方で、品種の2代前にチャイナローズが入ってるので、そんな雰囲気を大事にして中国風の名前を付けた気持ちはわかります。
小生はクロチルド(クロチルダ?) スーペル(スーペール?)の方が粉粧楼よりも好きかな?
これからどちらを使おうかなあ。
知らなくてスミマセン
いやはや、浅い知識でブログを書いていると、こういうことがあるので怖いです。
拙ブログのような辺境では大した影響が無いので気楽なものですが、こういうのが積み重なるのはよろしくないですなあ。
以前の記事には、一言添えてこの記事へのリンクを貼っておきましょう。
そんな我が家のクロチルド スーペルは多数の蕾がスタンバイしています。
↓↓ 先行している蕾は、ボーリングしているかも・・・
うまく咲いてもらって、今シーズンもう一度記事にしたいです。