球根放置で2年目のアネモネが咲きました
球根っていいですよね。
ここに栄養が詰まっていて、これを利用して花が咲くんだ、と頼もしく感じます。
アネモネの球根は頼もしくないです
ただし、頼もしい球根のイメージはチューリップやユリに当てはまるもので、アネモネは非該当と思われます。
アネモネの球根は、そもそも小さくてその上不定形ですから、むしろ頼りなく見えるでしょう。
小生も初めて見た時は、球根?これが?と思ったものです。
尖った方を下に植付けると言われていますよね。
これがどっちが尖っているか迷うぐらいの不定形です。
昨年アネモネを鉢に植えたのですが、掘返したら絶対に見逃して失う自信がありましたので、もう植えっぱなしにすることに躊躇いはありませんでした。
アネモネの葉は秋に出現
売っているアネモネの球根は、秋に販売されますね。
他の球根と同じです。
植えっぱなしのアネモネは秋に葉を出します。
↓↓ 10月上旬、我が家のアネモネ
この繊細に細かく切れ込みが入った葉は、美しいですね。
独特の雰囲気で、好ましいものです。
小生は庭を掘返すことが大好きですから、球根を地植えにすると間違いなく散らばってしまいます。
おかげで、ヒメヒオウギやオキザリスなんかは、意図せず、あちこちから生えてきてしまって雑草並みの扱いです。
アネモネは同じ轍を踏まないよう、鉢管理にしています。
↓↓ 12月上旬のアネモネ
秋からここまで葉が茂って冬越しですね。
意外と弱くて、一部は寒さで枯れました。
そして早春のアイコンとして
小生がアネモネを植えてみたのは、あちこちの花壇で春の早い時期に咲いているのを見かけて、早春のイメージが刷込まれたせいなんです。
ほら、ドギツイほど鮮烈な色合いが目立つじゃないですか。
春の先駆けとしてのアイコンですね。
↓↓ 2月下旬のアネモネ
そうして春の早い時期に、葉から独立して地面から花芽が生えてきます。
彼岸花とは逆の順番ですね。
↓↓ 3月中旬、無銘のアネモネ
みんな元気に上を向いていて、結構なことです。
↓↓ 一重のブルー
↓↓ 一重のホワイト
アネモネの赤や青が独特の発色で美しいように、白は原色と言いたくなるような白さです。
蕊の色も一様ではなくて、花弁(ではなくて萼片ですが)に調和させているようですね。
植えっぱなしでも昨年と同じ青白それぞれ4輪ずつ、花の大きさも変わっていないようですから、優秀じゃないですか。
冬に緑の葉が出ているのも貴重ですし、今度の秋は赤色を物色して、少し増やしてみたくなりました。