リクニス フロスククリを縛るのは我が家だけですか?
いやあ4月下旬になってくると、庭の植物が本気出し始めたのをヒシヒシと感じますね。
植えたい植物をパパっと植えてしまえば、後は剪定バサミがメインになってきます。
今年は宿根草の類は通販で入手して、春はこれ以上のお迎えは見合わせます。
後はバラの新苗購入が手付かずで、これは連休中とか連休後に取っておきましょう。
秋に初めて植えたリクニス フロスククリ
昨秋にいくつかお迎えした多年草があって、その中のリクニス フロスククリがキレイに咲いています。
↓↓ 秋に植えてから、まだ半年経ってないんですねえ
我が家での初開花ということで、それだけでもう目出度い目出度い。
リクニス フロスククリは学名 Lychnis flos-cuculi でヨーロッパ原産、湿った草地や牧草地に生えると。
フロスククリは品種名かと思ったら種名なんですね。
種名の由来とか、調べる元気がありません。
和名は郭公仙翁(カッコウセンノウ)っていうんですね、センノウ属=Lychnisです。
小生元々植物の名前を良く知りませんので、もちろん初めて知りました。
何でもちゃんと和名がついていることに、感心します。
それにしても、センノウ属はどれもお花がキレイですね。
我が家のフロスククリ、春を迎えて開花まで
秋に植えた後、冬の間はフロスククリを安心して見ていられました。
フロスククリは冬に紅葉したり、葉が傷んだりすることはほとんどありませんでした。
↓↓ 2020年3月下旬のフロスククリ
青々とした状態のロゼット葉のまま春を迎え、気が付けば花茎が伸びていました。
なお、この場所は我が家で一番陽当たりの良い場所です。
開花は思いのほか早目で、アジュガの次ぐらいだったでしょうか。
↓↓ 4月中旬に開花した、リクニス フロスククリ
花弁には深い切込みが入って、ぽわぽわととても自然なカワイらしさがあります。
ピンクとは言えこんな花型ですから、自然な感じ。
変わった形のお花ですね。
問題は花茎のお行儀が悪いこと
フロスククリの花は可愛いのですが、初めての春は整って咲いてくれませんでした。
そもそも、花茎が伸び始めた時に変だと思ったのです。
↓↓ 2020年4月上旬のフロスククリ
あー、何でこんなに花茎が横に伸びるのよ。
上に向かって伸びないと不自然でしょ、こんな咲き方している写真は見たことないぞ。
何だか矯正するのも面白くないので、このまま自然に任せて咲かせることにしました。
↓↓ 開花時のリクニスフロスククリ、株姿
花が咲いたところで、このお姿が整うわけではありません。
已むを得ず麻紐で花茎を縛りました。
↓↓ こういうことはしたく無いのですが・・・
春先からこの調子では、この先どうなるんでしょう。
自然とこういう姿に整って欲しかった。
↓↓ 4月下旬のリクニス フロスククリ
そう、これでいいのです。
リクニスフロスククリは花期が長くて夏前まで咲くようですが、そのあたりも関東地方でどうなのか、確認しなくてはなりません。
逆に調べて分かったネガティブ情報としては、2-3年で世代交代するとのこと。
長持ちしない代わりに、こぼれ種が毎年発芽して殖えていくようですね。
小生の習性としては花後に切りたくなるけど、頑張って放置するように心掛けます。