バラ丸がサボテン開花の嚆矢でした
とうとう我が家でもサボテンの開花が始まりました。
よしよし。
サボテンは普段大きな動きが無いので、花が咲くのはイベントとして大きいですね。
咲いた花を見て、印象が変わることがあるから重要です。
バラ丸は小さくて白いサボテン
ツルビニカルプス属のバラ丸は、前から欲しいと思っていました。
小さくて白くて、花は早咲きで美しいという評判。
何度か園芸店で遭遇していて、いつも値札を見て敬遠していたのです。
いや、安くはないですけど、それほど無闇に高いわけではないです。
いつも数百円の普及種ばかり狙っている小生の感覚ですから、ご推察ください。
冬の間、ちょっといつも行かない園芸店に行ったときにバラ丸があったので、思わずお迎えしてしまいました。
冬は休眠している植物も多いので、寂しかったんですよ。
↓↓ 2月上旬のバラ丸
球径21 mm、小さくてカワイイなあ。
テッペンの黒いポチは花芽です。
これ以上は大きくならないかも
バラ丸はTurbinicarpus valdezianus、ツルビニカルプス属の代表的な種のようです。
刺が変形して球体に張り付くようになっていて、それで白く見えるんですね。
バラ丸は大きくならないようで、この20 mmサイズでも大きい方なんでしょう。
これ以上の生長はほとんど望めないようです。
永続的にこの小ささで、カワイイのが続くわけですね。
購入時に植替えたので、地下部も見てみましょう。
小生冬でも植替えてしまいます。
↓↓ バラ丸の全身像
地下部はすぐ根になっていません。
地上部の直下には大きな組織が控えていて、細い根はその下から生えています。
この地下部の組織は地上部と同じくらいの大きさで、なかなか興味深いですね。
根なんでしょうか?
調べる元気が無いので、今回は謎のままにしておきます。
確かに花は美しい
お迎えした時から花芽が付いていたバラ丸です。
蕾はゆっくり大きくなって、3月下旬にようやく開花しました。
↓↓ 3月下旬のバラ丸
赤紫色で、球体に比べると大きい花でした。
実際の色はもう少し赤に寄っていると思います。
キレイな花でした。
終日自宅にいる日に咲いてくれたので、写真を撮れてよかったです。
この花は多くのサボテンと同様に朝晩は閉じているようで、完全に開いていたのは10:00から13:00頃でしょう。
↓↓ 同じ日の夕方のバラ丸
結構完全に閉じてしまって、朝とほとんど同じ状態です。
開花を見られた日の前日と前々日は日中の様子を誰も見ていませんから、もしかしたら咲いていたのかもしれません。
いつから咲いていたのだ。
↓↓ 真上からのバラ丸
バラ丸は生長する様子は楽しめそうにありませんね。
その代わり、変わらないカワイイ姿に加えて評判通りの美しい花が咲いてくれましたから、お迎えして良かったと思った次第です。