月影丸が春の気配を体現する
我が家のサボテンの多くが、去年の今頃お迎えしたものになります。
サボテン栽培を初めて、ようやく1年経ったという訳です。
年間を通してサボテンの様子を目の当たりにして、ようやく栽培の全体像が見えてきたという感じですね。
四季折々に表情が変化して、サボテンを眺めるのは楽しいんですよ。
月影丸に春が来た
月影丸も昨年の3月にお迎えした一員です。
元々球径2 cm程の小さな苗でしたから、そこからの生長で随分と雰囲気も変わりました。
↓↓ これから丸く生長するのか、背が伸びるのか
肌の濃いグリーンに赤い鈎刺のコントラストが美しいと思いながら、眺める機会も少なくありません。
そんな月影丸、2月も中旬になってから待望の変化が。
↓↓ 2月中旬の月影丸
ほら、もうこの写真でもわかるぐらいです。
↓↓ 念のため拡大
濃いピンクのパーツが見えていて、これはおそらく蕾ではないかと思われます。
少しづつ大きくなっていて、開花への期待が膨らみます。
春ですねえ。
今年の開花時期を推測する
花影丸はまったくの幼苗だった昨年も咲きました。
実に花付きが良く、感心する種ですね。
これでお安い普及種ですから言うことありません。
↓↓ 月影丸、昨年の3月上旬
蕾の大きさはこの時と同じぐらいでしょうか。
1ヶ月とは言いませんが、約半月は早いです。
これが暖冬の影響なのか、個体がオトナになったせいなのかは不明です。
昨年の開花が4月下旬でしたから、この調子だと開花はソメイヨシノと同じ時期かもしれませんね。
去年の写真を見ると、今は白い刺と赤い鈎刺が生えそろって、キレイに生長しているのがわかります。
嬉しいです。
でも、まだまだです
月影丸をはじめとしたマミラリア属のサボテンは、こうやって成長点から少し下がったところで、疣の谷間に花を付けます。
これがぐるっと冠のようになって、連なって開花している写真を見かけます。
あれやってみたいです、憧れます。
マミラリア属の花は小花で、至ってアッサリしたものです。
一輪一輪を玩味するよりも、多花性なのを全体の姿で鑑賞するのが良さそうです。
ですから、あんな冠状に花が連なっているのは、マミラリアらしい素晴らしい姿だと思うんですよ。
今年の月影丸は、今のところ確認できる蕾は6つ。
全部咲いたとしても、まだ隙間がありそうです。
これからもう少し蕾の数が増えたとしても、咲き揃わないと冠状になりませんね。
今年はもう難しそうですけど、いつかきっと。
追記
↓↓ 冠状には及びませんでしたが、満足の開花でした