グルグル巻きになっていないアルブカ スピラリスを育てています
我が家の室内やベランダにはサボテンと観葉植物などがあって、春夏はモリモリ葉が出てきたりして生長が実感できます。
これが秋冬は動きが止まるものが多くて、寂しくなってしまいます。
冬に寂しくないように
昨年秋から冬型の小型植物を少し物色していて、お安い苗を少しお迎えすることができました。
そのうちの一つがアルブカ スピラリスのフリズル シズルです。
春目前の時期、園芸店の温室でブラブラしているときに、他の植物の陰になっている場所にひも状の葉が出ている小鉢に目が留まりました。
「フリズルシズル」と書いてありますが、ネットなどの写真とは全く異なる姿です。
個体差なのかな?と思い値段を見るとワンコインです。
狙っていた冬型の植物だし、この価格なら失敗してもいいやと思ってお迎えした次第。
↓↓ 3月中旬のアルブカ スピラリス
皆さんネットで検索するとお判りだと思います。
これはアルブカ スピラリスなのですが、あるべき姿はこれじゃありません。
まるで小ネギみたいで、これでは投げ売りされても仕方ありません。
冬型の球根です
そうですね、アルブカ スピラリスは細い葉がコイル状のグルグル巻き巻きになる、まあ、観葉植物のハズです。
学名はAlbuca spiralis でユリ科の球根で、南アフリカ原産のいわゆるケープ バルブってやつですね。
葉がコイル状になる性質が強い園芸品種 'Frizzle sizzle' がこの植物になります。
秋に葉を出し始めて冬を過ごし、春に花が咲いた後は地上部が枯れて球根で夏越しするそうです。
↓↓ 植替え時の様子
球根は少し透明感があって、形はユリに似ていました。
確かに球根で、思ったより地下部が大きいです。
四季の生育サイクルは、アネモネみたいな感じなんでしょうかね。
ただ今開花中です
なぜ今アルブカ スピラリスなのかというと、開花中なんですよ。
↓↓ 2020年5月上旬のアルブカ スピラリス
お迎えした3月上旬には既に花穂が出ていて、それが2ヶ月かけて開花に至りました。
↓↓ アルブカ スピラリスの花
真下に向けて花が開いています。
香りがあって、花を近づけると甘い香りがハッキリ感じられます。
2 cmぐらいの長さがあるので小花というには大きいサイズで、花の形は悪くないかな。
残念なのは、このグリーン掛かったクリーム色が地味なところでしょう。
アルブカ スピラリスの葉を巻かせるには、強い太陽光と乾燥気味の管理が必要とのことです。
温室の暗いところで管理されていると、巻きの無い姿になってしまうんですね。
お迎えしてから約2ヶ月の間、直射日光を心掛けていたので少し巻きが強くなったように感じています。
もう葉が枯れ始めているので、秋に一から出直し。
我が家の栽培環境では、ちゃんと巻いてくれるでしょうか。
追記
↓↓ 秋は早くに芽吹くのですが、なかなか巻きませんね