スカビオサ オクロレウカのこぼれ種
庭で花が咲いた後、速やかに処理しないと見映えが悪いですよね。
手を入れればそれなりにキレイに見えるので、頑張って終わった花をカットしてまわりますが、どうしても手が回らないことが多々あります。
そんなわけで、我が家でも雑草に混じって園芸品種のこぼれ種が発芽することがあります。
枯れてしまった初代スカビオサ オクロレウカ
スカビオサ オクロレウカは学名で、一般に「ムーンダンス」などとして売られているのが同じ種ですね。
我が家のが品種名付きのと違うのか、よくわかりません。
ともあれ、この種は昨年は夏から秋によく咲いてくれて、好きな多年草でした。
↓↓ 暴れるのが気にならなければ
ところが残念ながら昨シーズンの秋冬で枯れてしまいました。
我が家に植えてから丸一年以上は育っていましたから、寿命だったのかもしれません。
今春にお迎えしても良かったんですが、理由あって見送りました。
SPONSORED LINK
こぼれ種の発芽らしきものを保護
見送った理由は、こぼれ種のスカビオサらしき個体が育っていたから。
↓↓ 2019年11月下旬のスカビオサ オクロレウカ?
昨秋、夏に繁茂した雑草を滅ぼしている時、見慣れない芽生えを見つけました。
周囲に植えてある中ではスカビオサっぽい感じがしたので、確かめたくて残したのが幸いでした。
その頃はまだ親が残っていたはずです。
元の個体が滅んでしまったので、俄然重要度が増したこの個体。
何とか冬を越して、春を迎えたのでした。
↓↓ 2020年4月上旬のスカビオサ オクロレウカ?
辛うじて生き延びたといった風情で、危ないところでした。
この後は見事に復活して、遅いながらも着実に生長していきました。
↓↓ 2020年8月上旬のスカビオサ オクロレウカ?
夏には水遣りもして大事にしていました。
それでもこの時点では、まだスカビオサだという確証はありませんでした。
↓↓ 2020年9月中旬のスカビオサ オクロレウカ
ロゼッタ葉の中心から、細葉の花芽らしきものが出てきました。
これはもうスカビオサですね、良かった。
二代目スカビオサ オクロレウカの開花
もう秋なので、このまま冬越しして花は来年だと思っていました。
↓↓ 2020年10月上旬のスカビオサ オクロレウカ
夏に花が咲くものだと思っていたのに、蕾がついてしまいました。
咲く気になっているようです。
↓↓ 2020年11月下旬のスカビオサ オクロレウカ
秋も深まってから、とうとう咲いてしまいました。
元々大きくない花が、秋咲きのせいか一段と小さいです。
とうとうこぼれ種から開花に至って、何よりでした。
この冬を越して来夏にも咲いてくれたら、今度はこぼれ種じゃなくてちゃんと採種して育てたいですね。