竜頭を鉢増ししないとマズいことに気付きました
サボテンの植替え、今まで鉢の取扱いに不便を感じた時を植替え時にしていました。
鉢いっぱいになって来た竜頭を見ていて、それだけではマズいことに気付いたんです。
植替え前の竜頭
ギムノカリキウム属の中でも大好きな竜頭、2.5号の素焼鉢に植えていました。
今シーズンは花もよく咲いて、きっと環境を気に入っているものと思っています。
↓↓ 我が家のサボテンの中では随一の花です
花後も、美しい肌を呑気に眺めて、順調に大きくなっているなあと思っていました。
↓↓ 2020年9月上旬の竜頭
鉢いっぱいになっていても、刺が球体に沿っているために鉢の取扱いには支障ありません。
鉢を置く場所が限られているので、可能であればできるだけ鉢増しせずに済ませたいところです。
それでここまでになりましたが、気が付くと鉢と球体の間の隙間が狭まって、用土が取り出せなくなっています。
↓↓ 鉢とサボテンの間が無いと・・・
小生はサボテン用土に硬質赤玉土と硬質鹿沼土を使っていますので、これら粒よりも隙間が狭まると管理上大変困ることに気付きました。
鉢増しや土替えの際にはサボテンを抜く必要がありますが、上から土を取り出せなければ鉢を割るしかありません。
マズい状況ですが、きっとまだ間に合う。
慌てて鉢増し
止むを得ず細い金属の棒で土を突いて、粒を少しずつ砕きながら除いていきました。
サボテンを傷つけないように慎重に、実に面倒な作業。
↓↓ やっと抜けた!
最後は水抜きの穴から押出すことができました。
根詰まり未満ながら根鉢はかなり強固で、どっちにしても植替えの時期として適切だったようです。
↓↓ 2020年9月下旬の竜頭
無事3号鉢に植替えました。
鉢とサボテンの間も余裕があって、こうでなくてはいけませんね。
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竜頭の生長記録を見ながら
これで現在、竜頭の球径は56 mmです。
この1年の竜頭の生長記録は下図のようになります。
↓↓ 竜頭の生長記録、2019年-2020年
去年夏のうちに生長が止まったのとは異なり、今年はまだ生長を続けているように見えます。
成熟度が変わると、季節による生長変化も違ってくるんでしょうか。
このあたりの性質についても、まだ奥深いですね。
ハッキリしているのは、この1年で球径が10 mm大きくなったことです。
割合としても大幅な生長になりますよね。
印象としてそれ程大きくなったように感じないのは、鉢を大きくしたせいでしょう。
この植替えで根の環境も改善したハズですから、来年も沢山の美しい白花を咲かせるよう願っています。
その前に冬に変化して渋色になるイベントがありますね。
竜頭はどの季節もキレイで、ホント好きです。