縮玉、縦に縮む
今朝は縮玉の様子を見ていただけないでしょうか。
細かい稜が沢山並んでいる、本来なかなかの造形のサボテンです。
冬になると赤くなるサボテンは少なくありませんが、この縮玉も基本屋外管理するとほのかに赤くなっています。
↓↓ 2月下旬の縮玉
全体的に渋い色。
多分赤が混じっているせいで、冬仕様なんだと思われます。
動いている様子も無く、シッカリ休眠するんですね。
動き出して、まだまだ増稜して欲しいな。
前回の紹介は8月でしたか。
↓↓ 見返すと、GIFアニメとか分かりにくくて反省です。
縮玉の夏以降の生育を確認
球径のグラフを見てみましょう。
↓↓ 縮玉の球径変化(縦軸mm、横軸日付)
球径で見ると、夏までに膨らんでその後9月以降は止まっています。
ノギスでの球径測定では、冬に大きく縮むことは無いようです。
↓↓ 11月上旬の縮玉
9月から11月の間には新しい刺座を出しているのが確認できました。
球径の膨らみが止まってからも、少し後まで刺を出すのかも。
その後2月中旬に至るまで、ほぼ刺座の位置は変わっていません。
10月の写真を残していないのは失敗でした。
縦方向にも動きます
小生、サボテンを育て初めてようやく1年程です。
その間、サボテン生長の着目点には啓蒙させられること多く、以前より楽しくサボテンを眺めております。
以前は知らなかったことの第一は、縦方向の変化。
結構動くんですよね。
サボテンは一様にジワジワと大きくなっていくものと思っていました。
↓↓ 11月上旬の縮玉
縦長の印象でスッとまっすぐに立っています。
それが約2ヶ月後には、
↓↓ 12月下旬の縮玉
傾きながら背が低くなっているようです。
縮んだのか、沈んだのか、そこがよくわからないのが残念。
懲りずにGIFアニメーションをひとつ、
↓↓ 昨年11月から今年2月まで毎月の変化です
ペタッと潰れた後、左右に傾きながら落着いているようです。
傾きは縮んだことと関係なく、屈光性に依るものかもしれません。
結構気にして鉢の向きが固定されないようにしているものですから。
縦に伸びても慌てないことを学ぶ
夏までの縮玉を見ていて、これはハズレの個体なのかと疑っていました。
どこか縦長で、正直不格好に育っているのを心配しながら見ていたものです。
縮玉ってまん丸でしょ?
それが、気付けば冬の休眠ついでにキレイな球形に整ってくれて良かった。
サボテンは光量不足の徒長で成長点付近が伸びて尖がっちゃうことがあるそうです。
それ以外でも形が変わったり、縦方向に伸び縮みするのはこの一年で学びました。
ただしこれ、定点写真を撮ったりしないと見逃しかねないような微妙な変化です。
それでブログ1回分にするんですから針小棒大とはこのことナリ。
追記
↓↓ やっぱり上に出てきた縮玉、夏の終わりに埋めました