翠晃冠も我が家で初めて開花しました
今年はサボテンが、本当によく花を咲かせてくれています。
1年間育てきて良かった。
サボテン置き場が華やかなのは、いいですね。
その周囲の勢いに乗じて、ギムノカリキウム属の翠晃冠も我が家で初めて花を披露してくれました。
翠晃冠のここまでの歩み
翠晃冠は我が家に来て1年半ですか。
冬から春にかけて縮んだり赤くなったり、季節変化が割と大きく出るサボテンなので見ていて飽きません。
総じて順調に育っています。
↓↓ 半年前もキレイな姿でした
翠晃冠は冬の間赤味を蓄積していって、それが春にピークとなるようです。
写真を見返すと、今年は3月頃に一番赤くなっていました。
↓↓ 2020年3月中旬の翠晃冠
赤くなったら赤くなったで、味わい深く渋い雰囲気でした。
こんな状態で、翌月には生長点近くの刺座に蕾の気配が見えました。
↓↓ 2020年4月中旬の翠晃冠
中央で刺が密集している中に赤い点が見えまして、それが蕾だと思われます。
球体の赤味も少し薄れているようです。
去年からごく最近までの球径を見ます。
↓↓ 翠晃冠の球径変化
球体の直径は冬に停滞するものの、縮んではいませんでした。
赤くなった時に皺も深くなっていたので、高さとかは小さくなっていると思うのですが、どうなのでしょう。
球径の変化で言うと、11月から4月に休眠しているようです。
1年で1.5 cm程ですか、そうですか。
翠晃冠の初開花
4月中旬に見えた蕾はその後順調に大きくなっていきました。
↓↓ 2020年5月中旬の翠晃冠
テッペンについているのが蕾です。
ギムノカリキウム属ですから、表面はウロコ状になっています。
ウロコの形は尖っていて、麗蛇丸に似ています。
最初に花が開いたのは6月6日でした。
↓↓ 2020年6月上旬の翠晃冠
ちゃんと白花でした。
純白の花火のようです。
↓↓ 開花から3日後の翠晃冠
翠晃冠は花持ちが良いようです。
少しルーズになりながらも、3日後でもこの通りちゃんと花の形を維持しています。
花弁の基部にピンクが入っています。
その後も咲き続ける翠晃冠
最初に見えた蕾は3つ、みんな開花に至っています。
↓↓ 2020年6月中旬の翠晃冠
何とか二輪同時に開花してくれました。
右側の花は開花から時間が経っています。
花弁が反ってしまって、終わりが近い雰囲気が出ていますね。
↓↓ 確かに翠晃冠です
古い花はピンクが強く出てくるようです。
花持ち良く、表情を変えながら最後まで鑑賞に堪える花です。
翠晃冠や麗蛇丸などのギムノカリキウム属普及種は100円ショップにもあるそうですから、サボテンをお試しでお求めになるのもいいんじゃないでしょうか。
成長期に刺座の動きを見るのも地味な楽しみとしてアリですし、この花はなかなかのものですよ。
追記
↓↓ 球体も大きくなって、鉢増ししました