花が咲くまで忘れてた、アラビス オールド ゴールド
宿根草ばかり植えていると、この時期は芽吹きはしても花が咲くのはまだまだ先なんですね。
まだまだ寂しくて、一見冬から変わらない我が家の庭を眺めています。
花壇の周囲にグランドカバーを
花壇の周辺に、レンガを埋めて通路にしています。
花壇の囲いと通路の間には、土が露出した極狭のスペースがあるんです。
そこは四季を通じて雑草天国、我が家でメジャーな種々の雑草が我が物顔で占領します。
温厚な小生も、最近になって雑草の跋扈に堪えられなくなってきました。
そこで、昨年の梅雨時にグランドカバーとして小さな苗を植えてみました。
↓↓ 3月中旬のアラビス オールドゴールド
雑草に負けそうなところ、周囲の雑草をむしりつつ、何とか夏を越し、冬を越してくれました。
この草のお名前がわかりません
この草、属名はArabisでいいようです。
苗のラベルにある品種名はOld Goldです。
この両名をネットで調べると、種小名はferdinandi-coburgiのようです。
こういうハイフンでつながってる名前もあるんですね。
Arabis ferdinandi-coburgi 'Old Gold'というわけです。
Wikipediaによると、Arabis ferdinandi- coburgiはArabis procurrensのシノニム(別名)となっています。
ところが、苗のラベルにはArabis caucasicaとあって、これだと別種です。
ここに至って、もう、よくわかりません。
さらにWikipediaの記事ではA. procurrensの記事には「白い縁取りのVariegata(斑入り)はRoyal Horticultural Society's Award of Garden Meritを取った」(小生の雑な訳)と書いてありますな。
これ、このオールド ゴールドだよね。
そういうことにしておきましょう。
最近、Wikipediaさんの記事は信用できるんですよね。
アラビス オールド ゴールドの栽培実感を
我が家のオールド ゴールドが植えられている場所は、夏は朝からお昼ごろまで直射日光が当たって、午後は日陰です。
硬い粘土質の狭い場所に植えられていても、弱る気配はありませんでした。
ランナーを伸ばして、その先にロゼット葉をつけて根付くという感じで、増えていました。
苗の1.5倍ぐらいかな、それほどガンガン増えることはありません。
劇的な生長はありませんが、夏も冬も葉が傷むことなく、キレイな状態を保ってくれていました。
冬に紅葉することも無かったですね。
↓↓ 3月中旬のアラビス オールド ゴールド
で、春の早い時期に小さな白い花を咲かせました。
総状花序かな?
↓↓ まだまだ寂しい
生育が緩慢なのか、この場所がお気に召さないのか、2年かかってこの場所が埋まるかどうかですね。
花はもっと群生させると沢山咲いて、キレイになるみたいですね。
では、この一帯は、アラビスに任せた。
地味ですけど見直しました
こうやって花が咲いてくれたので目に留まって、記事にしてみました。
でもアラビスは、普段ほとんど気にならない地味な存在です。
花が咲いたので気が付いた、ということですね。
それだけ自然に庭に溶け込んでくれますし、タフで花もキレイですから、これからもう少し大切にしたいと思った次第です。
やっぱり1年以上育てると、見方も変わってくるものです。
肥料でもやりましょう。