アルメリアが咲き揃っています
庭では次々に花が咲き始めて、嬉しいなあ。
色々植えるおぢさんとしては、シアワセな季節です。
咲き始めで満開以前の花が多い中、今年意外と目立っているアルメリアを最近よく眺めています。
満開のアルメリア
アルメリアは濃いピンクの花色で、この時期細い花茎の先にボール状の集合花を咲かせます。
↓↓ 2020年5月上旬のアルメリア
花茎の長さは約20 cmです。
今年は4月10日頃に開花しました。
↓↓ 2020年4月上旬のアルメリア
そこから約1ヶ月の間、少しずつ花数を増やし続けて冒頭の写真になっています。
そろそろ最初に咲いた花が傷んできたかな。
↓↓ アルメリアの花、多くの花の集合です
花色が鮮やかで近くで見ると金色の蕊も華やか、小花としてみてもキレイです。
↓↓ 濃ピンクが鮮やか
細い葉に細い花茎で小花が咲くという、それだけだと繊細にも思えます。
ところがアルメリアは、栽培実感としてはタフな植物です。
欧州の海岸出身とか
アルメリアはヨーロッパ原産で、海岸によく生えてるとのこと。
和名はハマカンザシ、「ハマ」は海岸出身を表してるのかな。
春に園芸店でお安く出ているのは学名 Armeria maritimaのようです。
去年あたりはこのお安いのより一回り大きくて豪華な種も見かけました。
我が家のアルメリアはお安い普通のヤツです。
乾燥気味の環境が良さそうです
我が家のアルメリアは3年目、植えてある場所は比較的乾燥した場所です。
陽当たりよく、湿っていない場所のグランド カバーとして優秀です。
↓↓ 2020年3月のアルメリア
完全に緑を保ったまま冬を越します。
細い葉が毛玉みたいでキレイです。
真冬はちょっとクタっとした感じになりますけど、関東地方の我が家では傷む様子はありません。
葉の色が良くなってくるのと同時に花茎が伸びてきます。
これだけ細い葉が密生しているので、アルメリアの勢力範囲には他の雑草はほとんど生えてきません。
爆発的に大きくなることはありませんが、毎年少しずつ大きくなっています。
買ってきた苗を半分に株分けしてここに植え、現在は20 cm四方の大きさです。
花数も毎年増えていますよ。
↓↓ 株分けしたもう片方
こちらは少し小さくて12 cmくらいでしょうか、去年あまりにも乾燥させすぎて少し傷んでしまいました。
水遣りを心掛けたら、ちゃんと復活。
生長はゆっくりで、大きくなり過ぎたら株分けで調節できて、春の花、冬の緑。
空いてるスペースを埋めるのに、謹んでおススメします。