金洋丸と玉翁、花が咲くにはまだ未熟でした
先週末に園芸店で見たサボテンは、結構花盛りでした。
店先に長く置かれている個体は、陽当たりが悪いので全然ですよ。
でも新入荷の個体は温室育ちですから、とてもキレイな花を咲かせています。
主にマミラリア属のサボテンですね。
無加温で寒風に晒していた我が家のサボテンでも蕾をつけているぐらいです。
マミラリア属の月影丸は1ヶ月前に花の気配を見つけました。
↓↓ 初めての冬越しです
月影丸の蕾は順調に育っていて、3月中に咲くことを期待しています。
花芽が確認できてから開花に至るまでは結構時間が掛かりますね。
他にも花芽が見えているサボテンはあります。
その一方で、現時点で蕾の気配が無い(春に咲くはずの)サボテンは今年の開花は諦めた方がいいんでしょう。
今年咲きそうにない我が家のマミラリア属サボテン
我が家のマミラリア属サボテンを眺めてみるとどれも小さい個体です。
みんな花が咲く、というわけにはいきません。
今のところ咲きそうにない種は、玉翁と金洋丸。
↓↓ 夏にもペアで記事にしていました
意図せず今回もペアで登場することになりました。
このサイズではまだ開花しない
サボテンは、一定の大きさにならないと花が咲かないことが珍しくないようです。
花が付くようになるサイズは、種によって違うんでしょうね。
とにかく、現在の様子から見ていただきます。
↓↓ 3月中旬の玉翁
冬の間にまた少し毛が伸びたようです。
小生はそれが何より嬉しいです。
玉翁は花が咲かなくても、毛が長く密になってくれればそれでいいんです。
一方の金洋丸も、特にいじけている気配はありません。
↓↓ 3月中旬の金洋丸
相変わらず大きな動きが無い金洋丸。
独特の色と形は、眺めていて悪くありませんよ。
でも、何かイベントがあっても良いじゃない?と思います。
生長に伴うイベントはありませんが、テッペンの生長点付近は刺座も白くて、健康そうです。
金洋丸は成熟すると疣の谷間が白くなって、そうなると花が付くようですね。
園芸店のもっと大きな個体がそうでした。
すると、我が家の個体はまだその域には達していないということなんですね。
玉翁と金洋丸、どちらも現在の大きさは球径38 mmです。
このサイズでは咲かないということがわかりました。
玉翁と金洋丸の生長経過は似ている
球径のサイズ測定を続けていて、同じ属のサボテンは生長と停滞のタイミングが良く似ていることがわかります。
玉翁と金洋丸はどちらもマミラリア属で、球径もほとんど同じですので、生長グラフは良く重なっています。
↓↓ 玉翁(ブルー)と金洋丸(オレンジ)の生長グラフ
夏の間生長して、11月頃から1月にかけて停滞して、2月から生長再開。
ピタリ一致。
他の属のサボテンは生長と停滞のタイミングが異なるので、ここまで重なりません。
逆に、マミラリア属の月影丸は値こそ違いますが、グラフの形は比較的これに似ているようです。
マミラリア属は生長の停滞期間が短いような気がしますけど、どうなんでしょう。
玉翁と金洋丸もちゃんと管理を続ければ、それに応じて大きくなるはず。
来年こそは咲いてくれますように。
追記
↓↓ 夏の終わりの玉翁、だいぶ本来の特徴が出てきたようです