ホスタのジューン、1年目はやはりガマンです
隙間が増えてしまった庭にあって、ホスタが一層目立っています。
葉が焼けてしまった種類もありますけど、滅びる気配はありません。
春にお迎えしたジューン
今年の春、ポールズ グローリーと一緒にもう一つホスタをお迎えしていました。
通販ということで送料がかかりますから、同時にいくつか頼みたくなるのは人の性です。
もうあまり深く考えずに、人気があると言われているホスタをこの目で見たいと思って、著名種のジューンを選択。
↓↓ 2020年4月下旬のジューン
お迎えして植付けた直後の様子、芽が二つの個体でした。
ホスタのジューンはハルシオンから変異した中黄斑種です。
ですからベースはブルー系。
この黄斑が変化して、春はこのように黄色が鮮やかですが、夏にかけて徐々にグリーン寄りになるそうです。
このジューン、通販では購入できるのに、ホームセンターとか園芸店で見たこと無いのはどうしてなんでしょうね。
春以降のジューン
我が家に届いた直後はジューンの中斑はかなり鮮やかなイエローでした。
これが実際にグリーンに変化していきました。
↓↓ 2020年5月上旬のジューン
もう早速イエローからグリーンに変化しているように見えます。
ここからまだグリーンになります。
↓↓ 2020年6月中旬のジューン
6月真っ只中で、このような色です。
もう全体的に淡いグリーンのホスタになりました。
↓↓ 2020年8月中旬のジューン
その後さらにグリーンが濃くなって、ライム色のホスタです。
写真から半月経った現在でも、色味は全く変わっていないようです。
この後は、このまま秋の休眠になるんでしょうか。
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ハルシオンの系統は2年目に期待
これまでの写真でも伝わると思いますが、現時点でのジューンは非常に小さく、縮こまって見えます。
占有スペースとしては20 cm四方も無いくらいです。
こんなに小さいと斑の魅力も半減ですし、個体としての美しさも人気が出るほどではありません。
我が家にはハルシオンとエル ニーニョがあって、ジューンと同じ作出系統です。
これらはどちらもポット苗の時点では極端に葉が小さくて、全く見映えがしませんでした。
この性質はジューンも同じです。
元々小型種と言われることもあるので最初は気にしませんでしたが、夏の時点での姿はハルシオンやエルニーニョの1年目を彷彿とさせます。
おそらく来年は一回り以上大きく伸び伸びと葉を展開させて、斑の色や形ももっと鮮やかに、見違えるような姿になるんじゃないでしょうか。
随分先の話ですが、来年のジューンが本領を発揮するのを期待しています。