猛暑の中、細葉のアジュガ チョコレート チップとディクシー チップが輝いています
今年はアジュガのバニラチップに挑戦しましたが、やっぱりダメなようです。
アジュガは難しいなあ。
アジュガ ディクシー チップは大丈夫
我が家は関東地方、茨城県と千葉県の県境にあります。
そんな暖地では、アジュガ栽培は難しいようです。
ゴールデン グローもバーガンディ グローもグレイ レディも、夏に弱って勢力拡大できずに秋に消えるとか、冬の間に消えるとか。
これまで環境に適応できてているのはチョコレート チップだけでした。
今年はもう一つ、去年の10月に庭植えしたディクシー チップが、猛暑の中でもイキイキとしています。
頼もしいなあ。
↓↓ バニラ チップは勢力減退、冬に消滅するパターンです
春の開花後、ディクシー チップは盛んにランナーを伸ばして勢力拡大を試みていて、それがちゃんと定着できたようです。
↓↓ 2020年5月下旬のディクシー チップ
開花時そのまま、ホワイト、グリーン、レッドの三色で勢力拡大しています。
↓↓ 2020年7月上旬のディクシー チップ
期待を込めて、梅雨前に周囲にスペースを作りました。
余裕を持って拡がることができます。
この時期は白が減退して、グリーンとレッドだけになりました。
↓↓ 2020年9月上旬のディクシー チップ
梅雨明けしてから猛暑の8月をモノともせず、ディクシー チップは色つやを増していきました。
ほぼグリーンで葉も密集して、この時期はチョコレート チップと見分けがつきません。
ここからホワイトの斑はどうやって入るんですかね。
もしかして斑なしに先祖帰りしたとか、あり得るなあ。
3年目のチョコレート チップも旺盛
同じ細葉のアジュガ、Ajuga tenoriiのチョコレート チップも盛夏にはイキイキとしています。
↓↓ 2020年5月下旬のチョコレート チップ
花後のチョコレート チップは新旧の葉が入り乱れて、まとまりが無いですね。
一様なのが美しいんですけど、この時期は止むを得ません。
↓↓ 2020年6月下旬のチョコレート チップ
葉の形状は落ち着いてきて、大体均等になっています。
それにしても領土を拡大しました。
ざっと4倍ぐらいになりました。
↓↓ 2020年9月上旬のチョコレート チップ
見比べるとやっぱりディクシー チップと見分けがつかないですね。
夏のチョコレート チップの葉は、ブルー、グリーン、レッドが混じって、表面のツヤも増して、本当に美しいです。
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細葉のアジュガをおススメします
一昨年から色々なアジュガを植えて、我が家の日陰がちな庭でグラウンド カバーとして活躍してもらいたいと願ってきました。
結局広葉のアジュガは全滅、細葉のアジュガであるディクシー チップとチョコレート チップだけが夏を元気に過ごすことができました。
斑が入っていない広葉のアジュガはまだ育てたことが無く、斑入りの種が弱いという情報もあります。
が、読者の皆様にはまず細葉のアジュガをおススメします。
チョコレート チップとディクシー チップなら2年目も元気、宿根草の甲斐があるはずです。
今回紹介した2種以外の細葉アジュガは知りませんが、おそらく葉の形状と耐暑性は相関しているんじゃないでしょうか。
細葉とAjuga tenoriiであることがイコールなのかもよくわかりませんが、種名よりも、まずは細葉かどうかが判りやすいですよね。
広葉の斑入種は暖地での生育は不適なようですが、寒冷地なら2年目の開花を見られるんでしょうか、ちょっと気になります。