ストレリチア ニコライの根を剪定しました
9月に入ってさすがに盛夏は終わり、暑いながらも秋と言ってもよさそうな気配です。
暑いのが好きな植物は、成長期のシーズン後半ですね。
ストレリチア ニコライがいよいよ大きく
先月出た大きな葉は、割と低い位置で展開いたのですが、徐々に葉柄が伸びていって結局は地上部の高さ150 cmに到達しました。
今が丁度よくて、これ以上大きくなると天井に近すぎです。
↓↓ 展葉してから高さが出るパターンもあるんですね
そのうえストレリチア ニコライの鉢は窓際に置いてあって、地上部優勢のために少しの風でもひっくり返りそうです。
さらに新葉の芽も見えてきましたので、待ったなしで何らかの措置を講じたいところです。
効果の有無は後回し、もはや手をこまねいているわけにはいきません。
SPONSORED LINK
鉢から抜いてみた
ストレリチア ニコライの置き場所は2階ですので、まずは庭に持ち出しました。
↓↓ 2020年9月上旬のストレリチア ニコライ
よしよし、これで色々作業できそうです。
↓↓ 随分と根が出ています
木本の根なんかは硬くなってしまうので、こんな状態だと抜くのに難儀するはずです。
でもストレリチア ニコライは大丈夫、この根はとても柔らかいです。
この様子を見る限り、根を切詰めた方が良さそうです。
根を制限することで、地上部の生長も少しは抑制されることを期待します。
↓↓ プラ鉢の側面が膨らんでいるのがお判りでしょうか
鉢の素材が柔らかいというのもありますが、どこまで根が詰まっているのか身構えてしまいます。
幸い角鉢ですので、細身のノコギリを入れて鉢の内側をなぞってから抜いてみました。
↓↓ 意外とアッサリ抜けました
根鉢はシッカリしていましたが、恐れていたほどでもなかったです。
前回の鉢増しの時も、こんな感じだったことを思い出しました。
深く考えずに根をカット
さて、除草フォークを使って根鉢を崩していきます。
↓↓ ざっと土を落として裸苗にします
土を落とす際にも、根が切れていました。
↓↓ カットした後の根
元の根の1/3程を、太さなど考えずにバッサリとカットしました。
これでしばらく鉢から溢れることはないでしょう。
↓↓ この大きさで葉数が増えていきますように
地上部と根のバランスが悪いのではないかと危惧しましたが、植替え中や植替え後に萎れたりすることは無かったので、水を吸上げる能力は十分なようです。
これを元の6号角鉢(対角線の長さ18 cm)に戻して、水遣りして完了です。
↓↓ 植戻したストレリチア ニコライ
家族に手伝ってもらい、キレイに植えることができました。
全身を写すと、見られたくないものが写ってしまうので、株元だけでご容赦ください。
奥が南側の壁で、すぐ上に小さい窓があります。
この窓は換気のために開けることが多いので、風の通り道です。
無策では鉢が倒れるに決まっていますので、麻紐で隣の棚に縛り付けました。
鉢の置き場が決まったところで、今後少しでも高さが抑制されるのか、興味深いところです。