紫盛丸を鉢増しして、空いた鉢に翠晃冠を植替え
最近手元の植物を触りたい病が発症していて、サボっていたお世話と称して週末には鉢をひっくり返して楽しんでいます。
紫盛丸の刺が鉢からはみ出てる
サボテンなんかが主な対象で、面倒だった鉢増しを片付けるのに丁度いいです。
今の鉢増し基準は、刺が鉢の外に出ているかどうか。
刺の長い種類の鉢増しが優先されます。
まず、アカントカリキウム属の紫盛丸。
↓↓ 2020年6月下旬の紫盛丸
今年は花が咲くかと思っていましたが、不発でした。
開花するにはもっと大きくならないといけない種なんですね。
花は残念でしたが、長い刺が見事でお世話のたびに手に当たります。
現在2.5号鉢に植えられていて、紫盛丸自体の球径は54 mmです。
そういえば、ついこの前2号鉢から鉢増ししたばかりだったような・・・。
↓↓ 2020年5月下旬の紫盛丸
そう、3ヶ月前に鉢増しした時の写真がありました。
あっという間に3号鉢が必要になってしまい、由々しき事態です。
そんな急に大きくなると、置き場所無くなるよ。
↓↓ 2020年9月上旬の紫盛丸
これで鉢とのバランスが丁度いい感じになりました。
↓↓ それでもチクチクしますけど
これでも少し鉢を持つのが楽になったので、十分です。
ついでの鉢増しは翠晃冠
さて、紫盛丸の鉢増しによって元の2.5号鉢が空きました。
ここには2号鉢で刺が溢れているサボテンを 入れましょう。
目についたのはご存知ギムノカリキウム属の翠晃冠。
↓↓ 2020年9月上旬の翠晃冠
春からぽつぽつ咲き続けています。
背景の球体が鉢いっぱいになっているのがご覧いただけるかと思います。
翠晃冠の刺は意外と立ち上がって生えるので、やっぱり鉢増しが必要です。
↓↓ 2号鉢から抜いた開花中の翠晃冠
お迎えしてから1年半以上同じ鉢に植えてあると、根はいっぱいになるものですね。
そんなに詰まっている感じではありませんが、根を見る限り植替え時でした。
↓↓ 2020年9月上旬の翠晃冠
こちらも植替え後の鉢は丁度いいバランスになりました。
随分貫禄もついてきたね。
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恒例の年間生長を確認
さて、ここで紫盛丸と翠晃冠の球径変化を見てみましょう。
どちらも1年以上のデータが揃いましたので、季節ごとのおおよその動きが掴めると思います。
↓↓ 紫盛丸の年間生長グラフ
2月から10月いっぱいは膨らみ続けて、残る3ヶ月が休眠で縮むようです。
↓↓ 翠晃冠の年間生長グラフ
こちらは5月から8月の3ヶ月間が生長期で、残りの生長は緩慢です。
紫盛丸と活動・休眠の長さが逆です。
生長期の長さが全然違うのに年間の球径生長が大きく変わらないのは、生長期が長い紫盛丸は休眠期に縮むからでしょう。
生長期が長くても、休眠期に縮んだのを取り戻すのに費やす時間が数ヶ月あります。
ま、そういうことなんですねえ。