原種系チューリップ、早咲きのレディ ジェーンとショーグン
春ですねえ。
庭の植物も本格的に動き出して、これから5月にかけてが一番好きな季節です。
1年目だった昨年、チューリップ レディ ジェーンの処置
去年原種系チューリップを導入して、アッサリした美しさがとても気に入りました。
ちゃんと球根を管理すれば数年維持できるということで、梅雨前に掘上げて秋に植戻したんです。
↓↓ 2020年5月中旬のレディ ジェーン(球根)
もう忘れていましたけど、堀上げる時期は意外と早かったですね。
この黒っぽい外皮は硬いもので、外すとそれらしい球根が出てきました。
そうするとほとんどが分球していたのでした。
↓↓ 2020年5月中旬のレディ ジェーン
分球しているのがお判りかと。
これは大きい球根と小さい球根を半々に分けて、秋に別の鉢に植えました。
大きい球根は咲かせて、小さい球根は翌年の開花用に摘花するつもりです。
いやあ、今思えば気の長い話です。
今年、2年目のレディ ジェーン
今年は去年とは違い、一ヶ所に密植してみました。
↓↓ 去年のレディ ジェーンも悪くなかったです
どんな植え方でも悪くないような気がします。
そうして先日2年目のレディ ジェーンが開花してくれました。
↓↓ 2021年3月下旬のレディ ジェーン
去年より2,3日早いかな?
美しいピンクですねえ。
↓↓ 2021年3月下旬のレディ ジェーン
そして、日中にはあられもなく開き切ってしまうお姿。
2年目ともなると見慣れるものですね。
鉢を低いところに置いて上から見下ろすと、そんなに開き切った姿は気になりません。
それよりも、細い葉に花弁外側の上品なピンクがマッチして、優美なチューリップです。
予定通り小さい球根組は蕾が見えたところで摘蕾しましたが、結局昨年と同じ10輪咲いてくれたんですよ。
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昨秋購入のショーグンが同時期に開花しました
昨春に原種系チューリップの魅力に開眼したので、秋には追加で数種の球根を導入しました。
そのうちの一つ、ショーグンが早咲きでレディ ジェーンと同時期の開花になりました。
↓↓2021年3月下旬のショーグン
オレンジ寄りの黄色で、原種系チューリップにしては高い位置で開花して大きめの花じゃないでしょうか。
Webで調べるとTulipa praestans の’Shogun’という品種のようです。チューリップの種名は意外と細分化されてて、それぞれの特徴とかよくわかんないですね。
↓↓ 2021年3月下旬のショーグン
この品種も原種っぽく日中は大いに開き切りますけど、レディ ジェーンほどアチャーって感じはしません。色味のせいでしょうか。
↓↓ 2020年3月上旬のショーグン
とにかくこの種は、花も葉も姿が比較的いわゆるチューリップに随分近いと感じました。特徴として面白かったのは、茎が上の方で分岐して2輪咲きになることが多そうなコトかしら。少ない株数でも賑やかです。
2年目の球根は愛着があって、昨秋導入の球根は新鮮な興味があるし、これから遅咲きのチューリップも楽しみです。