この春は雪晃が早くに咲きました
春は芽吹きの季節と認識しているのですが、早い植物はまず花が咲きますよね。
ウメ、サクラが一般的です。
我が家で早咲きのグループはサボテンになります。
早い時期に開花して春を告げるサボテン
いくつかのサボテン種は2月末から咲き始めていました。
中でも早かったのが雪晃かな。
↓↓ 2021年2月下旬の雪晃
早春の花、ウメにも負けない速さと美しさ。
雪晃は我が家で初開花でした。
この個体は11月末の時点で42 mm、小さいうちから開花してくれる優秀種ですね。
秋には2号鉢から溢れそうな大きさだったのが、冬にかけてガクっと縮んだようです。秋から春にかけて縮むのは他のパロディア属のサボテンと同様ですね。
この蕾はいつからあったのだろう
雪晃は我が家にお迎えして丁度1年ぐらいです。
元々小さくて美しいサボテンでしたが、直射日光にガンガン当てたのが良かったのか、お迎えした時よりも締まっていて、刺の密度も高くなって、一段と美しくなったと思っています。
↓↓ どちらが美しいかって、主観ですけど
お迎えしてからは目覚ましく生長するわけでもなく、かといって問題があるわけでもなく、サボテンらしくジワジワ生長してくれていました。
それが、年末には花芽が見えてきたんですよね。
↓↓ 2020年12月中旬の雪晃
ポツポツ赤く見えるのが花の原基です。
こんな冬の入口に花の準備するんだ、と感嘆したものです。
冬に咲いちゃうんじゃないかと思ったりもしました。
↓↓ 2020年大晦日の雪晃
大晦日の雪晃って、何か風流を感じます。
ま、こんな感じで冬の間に雪晃は蕾を育んでいたのでした。
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そして満開の雪晃
2月に初開花した雪晃は、その花が終わった後に残りの蕾を一気に開いたのでした。
↓↓ 2021年3月中旬の雪晃
ここから開花のピークになります。
↓↓ 2021年3月下旬の雪晃
このあたりで満開でしょうか。
花は開き切ると僅かに色あせて、弁底に黄色が強くなるようです。
開きかけの全力の赤よりは、多少褪色した方が味わいがあって好みです。
↓↓ 2021年3月下旬の雪晃
我が家のサボテンは球径が小さい、若いサボテンばかりです。
小生がまだ知らないことの一つに、球径が大きくなれば花も大きくなるのか?ということがあります。
この雪晃はまだ2号鉢在住の若い個体ですけど、これが倍の大きさになった時に花も倍の大きさになるのでしょうか?それともこのまま同じ大きさなんでしょうか?
栽培していく中でも、色々と新しい疑問が湧いてきて、興味深くお世話できるのは幸せなことです。