ペトペンチア ナタレンシスが折れてから約2ヶ月
平日、陽のあるうちに植物を観察することが叶わなくなってしまいました。
専ら室内の鉢植えを見つめて、寂しさを紛らしています。
観察するからには動きがあった方が面白いんですけど、一番ダイナミックなのはペトペンチア ナタレンシスです。
受難のナタレンシス
まず経緯をおさらいです。
夏にお迎えしてから順調だったナタレンシス。
葉が10枚になったところで、思わぬアクシデント。
↓↓ 風で折れて、無残な姿に
↓↓ 1ヶ月経たないうちに、無事復活の気配
復活の気配は嬉しくても、実際季節は秋。
ここから冬に向けとどうなるのか、というところでした。
最初は心細く
折れて葉が無くなってから、もうすぐ2ヶ月が経ちます。
復活の気配が見えてから、間もなく葉が展開したものの、心配は続きました。
↓↓ 11月上旬のナタレンシス
展開した葉は実にか細く、大きくなりきる前に次の葉が出てきました。
最初の葉は色が薄くて、いかにも調子が悪い。
↓↓ 11月下旬の薄い葉色
さすがに葉を完全に失うと、かなりのストレスなんでしょう。
などと同情している間に最初の1組の葉は落ちてしまいました。
既に展開している次の葉にナタレンシスの命運は託された格好です。
ようやく復活を確信
復活後2組目の葉はそれなりに生長を続け、さらに次の3組目の葉も出てきた結果がこちら。
↓↓ 11月下旬のナタレンシス
これなら大丈夫そうです。
2組目の葉同様、3組目の葉もまた大きくなりそうです。
今度は色ツヤもかなり改善しています。
↓↓ 今では色も復調気配
葉の大きさ、色ともにお迎えした時のイメージです。
全盛期はまだ葉色が濃くなっていた記憶がありますので、もう少し。
葉裏のパープルも綺麗に発色しています。
肝心のイモはどうだ
ナタレンシス、塊根植物として育てているので、根元のイモ部分が縮んでいないかも気になります。
↓↓ ここが肝心
折れる前は25 mmの直径だったのですが、現在何と28 mm !!
まあ、葉を落として復活してきたのですから、大きくなるとは考えられません。測った位置がズレていたのでしょう。
それでも、大幅にイモの大きさが縮むようなことは無いようです。
実際見ていても縮んだ感覚はありません。
大きさが維持されているだけでも、御の字というものです。
この調子だとナタレンシスは落葉しないような雰囲気です。
割とタフで、寒い間もジワジワ生長するタイプだったら、これからの季節も退屈せずに眺められますね。
追記
↓↓ ナタレンシスは冬も室内で生長を続けます