冬のナタレンシスは観葉植物として考えてみましょうか
初めて冬越しする植物は、紅葉するのか、葉が落ちるのか、常緑で育ち続けるのか、ピタッと動きを止めるのか、わからないことが多いです。
ペトペンチア ナタレンシスもそんな鉢植えの一つでした。
冬にどうなるのか予備知識なしで育てていて、ようやく春が見えてきました。
ナタレンシスの歩み
塊根植物に興味が出てきた頃に、ペトペンチア ナタレンシスの廉価な鉢が目に留まって、まあ失敗してもいいやとお迎えした次第。
↓↓ 迎えたのは夏の終わりでした
↓↓ その後、強風で折れてからの復活
そう、風で折れてからもう5ヶ月経ったんですね。
↓↓ 2月中旬のナタレンシス
春目前のこの時期で、この姿で十分でしょうか。
何となく観葉植物としての存在意義はありそうです。
秋は最低気温10℃未満を目安にして、室内管理に切り替えました。
以降週末の日中にベランダで日光浴させる以外は、窓辺で冬を過ごしています。
無加温ですから、皆様のお宅ではもっと好環境で栽培可能でしょう。
ナタレンシスは落葉しないんですね
とにかく、冬にそういった管理をしたところ、結局ナタレンシスは紅葉もせず、全面的な落葉もありませんでした。
緑を保って、冬の間もゆっくりながら生長を続けていました。
常に新しい葉を展開させていた代わりに古い下の葉が2組落ちて、現在は4組の葉を備えています。
↓↓ 濃いグリーンの強烈な照葉
書いていて思ったのですが、この濃い葉色は肥料利かせすぎなのかもしれませんね。
↓↓ 特徴的な葉裏のパープル
グリーンもパープルも濃い色で鮮やか、毒々しい程です。
生長も途切れなかったことですし、冬でも概ね健康的に育っていると思います。
↓↓ 先端の生長点では次の葉もスタンバイ
春以降にはもっと葉が増えるものと期待しています。
自然に任せて、無剪定で育てていいんでしょうかね。
全体的に逞しく
問題は根元のイモ部分。
地上部も大事ですが、ここが大きくなってくれることが第一です。
↓↓ ここが大事
この部分の直径は現在約30 mm、晩秋の28 mmから着実に太りました。
パッと見た目はそれほど違わないながら、育っていることが確認できれば嬉しいものです。
↓↓ 言われてみれば逞しくなっているような
よく見ると、植えた時は枝をまっすぐ上に向けていたところ、少し傾いてきました。
おそらく根の生長によるものかと思っています。
枝も伸びてきたので、今度は折れないように支柱を立てましょうね。
ナタレンシスはこのまま一本の枝を長く伸ばしていこうかと思っています。
根元から剪定すれば複数の枝が出てくるような気がして大変な誘惑を感じるのですが、ここはガマンしましょう。
一本枝で良いハズ、きっと。
正直よくわかりませーん。
追記
↓↓ 蔓が伸びて、雰囲気変わってきました