2020年ダメにした宿根草~2年目でも安心できない
夏越し失敗の植物について、続きです。
今年は2年目の多年草が枯れてしまったり、考えさせられる夏越しでした。
種子を確保したり株分けしたりして、何らかの形で更新を試みるのが良さそうです。
まず1年目のペンステモン ヘブンリーブルー
前回のゲラニウム同様、ペンステモンも夏越し困難な品種が少なからずあるようですね。
昨秋、青系のペンステモンが爽やかでいいなあと思って、ヘブンリー ブルーという品種の栽培に挑戦してみました。
ネット上に夏越しの情報があまりなかったんです。
↓↓ 2019年11月上旬のヘブンリー ブルー
ロゼット葉では無く、こうやって枝を伸ばして冬越しするタイプです。
冬越しは問題なく、春になって枝が伸びて花が咲くところまでは順調でした。
↓↓ 2020年5月中旬のヘブンリー ブルー
キレイなブルーの花で、沢山咲いたら素晴らしい景色になることが予想されました。
ただこの品種、花が咲いたら枝が倒れるのが難点でした。
陽当たりがあまり良くない場所に植えたのが悪かったのかもしれません。
↓↓ 2020年8月上旬のヘブンリー ブルー
枝は倒れてしまうので花後は早めに切戻して、夏には随分と大きくなりました。
ところが8月下旬、あっという間に枯れてしまいました。
かなり元気だったのに何が悪かったのかなあ。
ペンステモン スモーリーもまずい状況です
ペンステモンと言えば、もう我が家で丸2年頑張っているスモーリーも今年はダメになりかけています。
↓↓ 春は普通に咲いていたんです
特に変わったところも無く、花後に切戻して肥料も与えて、日照りが続いたときにのみ水遣りして、そんなお世話ぶりでした。
↓↓ 2020年8月中旬のスモーリー
この時期は特に問題なく、これから秋になればもう少し葉が増えることを疑っていませんでした。
↓↓ 2020年9月下旬のスモーリー
ところが最近急に一部枯れ始めて、根が腐っているのを発見しました。
止むを得ず枯れた部分を落として、結果的に株分けという形で小さくなった2株を植え直しました。
根が無い状態から秋にどれだけ復活するのか、冬を越せればいいのですが。
それにしても、あっけないものです。
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カタナンケも花後に
ペンステモン以外になりますが、もう一つ、3年目のカタナンケもダメになったのでした。
↓↓ 去年の記事ですね
今年も咲いていたのですが、花茎がみんな倒れてしまってご覧いただける状態になりませんでした。
↓↓ 2020年7月下旬のカタナンケ
花後のカタナンケ、ロゼット葉の部分が無くなっていてどこかおかしな様子でした。
↓↓ 2020年8月上旬のカタナンケ
やっぱりダメになりました。
思い返せば春に花茎が倒れていた時、既に状態が悪かったのかな。
2-3年植えっぱなしだったので、株元の環境が悪くなっていたのかもしれません。
それとも多年草とは言え、元来そんなに長生きしないのでしょうか。
この夏をうまく越せなかった多年草、主だったところを紹介してみました。
他にもダメになっていますけど、反省はこの辺りまでにしましょう。
小生の懺悔の気持ちにも整理がつきました。