サボテン衝動買いの続き、菫丸と貴宝青
先日の続きで、お迎えしたサボテンをご紹介。
サボテン、お安いのに出くわすと幾つも買ってしまいます。
気になっていた菫丸
小生はサボテン選びに花も重視していますから、旧ノトカクタス属が手元に無いのを残念に思っていました。
今回は小さいノトカクタス属があったのは幸いでした。
菫丸は青紫っぽいピンクの花が咲くそうで、以前から気になっていたサボテンです。
読みは「すみれまる」ですね。
↓↓ お迎えして植替え中の菫丸
ちょっと根が偏って生えていて、土を落としたらこんなに短くなってしまいました。
強健種なので大丈夫でしょう。
↓↓ 2020年11月下旬の菫丸
まだ開花したこと無い雰囲気、2号鉢に収まる大きさです。
菫丸は刺が球体にピタッと沿うので、取扱いが楽ですね。
こう見るとなかなか悪くない姿じゃないですか。
菫丸の学名は、以前はNotocactus uebelmannianusで、現在はParodia属に変わっていて、その際に種名まで変更されてParodia werneriということになっているそうです。
元々Parodia uebelrnannlanaという種があったので、後から来て似ている種名だった菫丸が変更を余儀なくされたそうですよ。
和名は関係ないですからどうでもいい話ですが、不憫なものです。
↓↓ 上からの菫丸
各種ネット情報を総合すると、菫丸は球径5cmより大きくなってから開花するケースが多いようです。
我が家の個体は現在4cmですから、来年の開花は難しいかな。
まあ多くを求めずに、開花は再来年のつもりでお付合いしていきましょう。
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気に留めていなかった貴宝青
もう一つ、旧ノトカクタス属で、貴宝青をお迎えしてみました。
「きほうせい」ですけど、そりゃ普通に変換すれば起泡性とか気泡性とかになりますよね。
同じノトカクタスに青王丸とかありますけど、青って漢字を和名に使うのはどこから来たんでしょうね。
↓↓ 植替え途中の貴宝青
同じ旧ノトカクタス属でも菫丸とは地下部の雰囲気がちがいますね。
菫丸は少し塊根部があるのに対して、こちらはスパッと地上部から直接細根が出るタイプです。
↓↓ 2020年11月下旬の貴宝青
貴宝青は多分何度か見たことがあったのに全然気に留めていませんでした。
今回手に取ったのは何かのご縁でしょうか。
上の方に長い刺があっていいアクセントになっているのがお迎えしたポイント。
球形ではなく、潰れたような扁平な形も好き。
刺は意外と柔らかいので、刺さって取扱いに困ることも無さそうです。
↓↓ 上から見た貴宝青
この個体は球径4cmで菫丸と同じような大きさですが、開花跡があります。
来年も開花してくれるハズですので、美しい黄花が楽しめると思います。