黄色いチューリップ、ブライト ジェムの開花
今年2品種植えた原種系チューリップ、遅咲きのブライト ジェムが咲き揃いました。
↓↓ 咲く前から2品種同時の開花は望み薄
一瞬の同時開花
望みが薄かったとは言え、一縷の希望は持っていたのです。
先に咲いたレディ ジェーンにはできるだけ長持ちしてくれるよう祈り、ブライト ジェムには早く咲くよう祈り、毎日プランターを見つめていました。
↓↓ ブライト ジェムとレディ ジェーン
1日だけ開花が揃いましたが、これじゃない感が・・・。
レディ ジェーンは最後の一輪、かなり草臥れてしまっています。
一方のブライトジェムは花茎が極端に短いので、まるでクロッカスみたいです。
開花時期だけじゃなく形も全然別モノという、いや、購入する苗はちゃんと調べないといけないなあと、改めて反省。
咲いてから花茎が伸びるブライト ジェム
レディ ジェーンとの同時開花を望んだのは失敗でしたけど、ブライト ジェムは美しいチューリップです。
↓↓ 4月中旬のブライト ジェム
このブライト ジェムは開花直後です。
花茎はほんの2 cmぐらい、とても短くてチューリップらしくないです。
開花後、時間が経つにつれて少しずつ花茎は伸びていきます。
↓↓ 4月19日のブライト ジェム
↓↓ 4月22日
花茎は13 cm程度になっています。
最初はこの高さで咲いちゃうの?とビックリしましたが、日増しにチューリップらしい姿に変化していきます。
花色が美しいです
ブライト ジェムは日向では純粋なイエローに見えます。
嫌味なく、刺の無い、キレイなイエローです。
↓↓ 咲き始めはのぞき込んでも完全イエロー
蕊も同じくイエローに統一されて、徹底しています。
これは咲き始めの特徴のようで、そのうちグリーンの雌蕊が伸びてくるのと同時に花弁の根元が褐色になりました。
↓↓ 咲いた後には表情が変わっていきます
↓↓ 花弁には赤が差しています
この赤が入ることで、ブライトジェムのイエローが好ましく見えるというのはありますね。
ブライトジェムの姿は乱れない
咲いた後に花茎が伸びるブライトジェムは、姿が乱れにくいのかもしれませんね。
長い花茎だと、あっち行ったりこっち行ったりしますよね。
↓↓ 開花から4日めのブライト ジェム
そしてもう一つ、暖かい日中でも開き切ることがありません。
だいたいこの程度で全開ですから、残念な姿に変身することは無いようです。
安定した姿で、安心して見ていられます。
ブライト ジェムはなかなか可愛らしいチューリップでした。
今年で特徴は掴んだので、来年は良さを生かしたいところです。
やっぱり植え替えた方がいいのか、どうかな。
いつもより嬉しいブルーベリー ブルーレイの開花
ブルーベリーが今年も開花しています。
まだ花粉を媒介してくれるハチも少ないようですね。
我が家のブルーベリーは2本。
主力のダロウがほとんどすべて、もう一本のブルーレイは育ちが悪くて添え物といった状況です。
今年もそこは変わりませんが、ブルーレイに嬉しい変化があったんですよ。
↓↓ 去年の春のブルーベリー
ブルーレイがとうとう本気を出したと思いたい
ブルーベリーの花が咲いているのも嬉しいんですけど、今年それより嬉しいのはこれです。
↓↓ 昨年発生したブルーレイの新梢
昨年ブルーレイが久しぶりに新梢を出したので淡い期待を抱いていたところ、無事冬越しして新芽が出ています。
これが非常に嬉しいんです。
ブルーレイは現在2代目でして、初代からここまで何度か新梢が出たことがあります。
問題はその新梢が夏から秋にかけて必ず枯れてしまうことでした。
環境が悪かったのか病気なのか、理由はわかりません。
せっかく出た新梢が先端から枯れていってしまい、その結果古い枝だけで大きくなれずに、初代ブルーレイは2-3年で枯れてしまいました。
この2代目も一度新梢が枯れたはずです。
そんな過去を克服して、とうとう新梢が春を迎えて芽吹きました。
きっと、これはもう大丈夫ですよ。
ブルーレイの花も咲いていますよ
新梢に夢中にならざるを得ないブルーレイ、もちろん花も咲いています。
↓↓ 3月下旬のブルーレイ
ブルーレイは赤い蕾です。
↓↓ 4月上旬のブルーレイ
開くと赤が抜けて白いベル型の花になります。
古くてヒョロヒョロの枝に咲くために、いつもは木の充実に栄養を回してほしいと願うのですが、今年は新梢があるので実をつけてもらって構いません。
昨年から今年にかけて変えたところ
ダロウ以外のブルーベリーが全然根付かないので、昨年はいくつか気を使ってブルーレイを栽培したつもりです。
・株元の水はけを良くした
・支柱でガッチリ固定した
・実を生らさなかった
そのうちどれが効いたのか、はたまた偶然新梢が生き残ったのか、そこはよくわかりません。
↓↓ 4月上旬のブルーレイ、全貌
支柱しか見えませんね、新梢があってもこの姿ですから苦笑せざるを得ません。
でも来年、再来年はひょっとして今回の新梢が見事な結果枝になっているんじゃないかと思っています。
小さなことですが、希望を持てることは一つでも多い方がいいですね。
考えてみると、庭いじり趣味って希望がすべてみたいなものかも。
チューリップのレディ ジェーンが満開です
原種系チューリップのレディ ジェーンが満開です。
一輪一輪がとても美しくて、植え方が失敗とは思いつつ植えて満足できる花でした。
↓↓ 目論見とは違っていましたが
ピンクと白の可憐なレディ ジェーン
最初の開花は、4月に入ってすぐでした。
↓↓ 4月上旬のレディ ジェーン
花弁の外側はピンクで白い縁取り、内側は白です。
これは愛らしいお花です。
花茎の長さは20 cm、花の大きさは6 cmほどです。
一般的なチューリップに比べると葉も花茎も細くて頼りない感じで、それはこの花に華奢で可憐な感じを与えていてマッチしています。
風が吹くと大きく揺れて、野に咲く花の風情
花の大きさと開花時期は大体揃っていますが、我が家では10球植えて7つの開花でした。
3球は発芽の気配はあるものの、まだ地上に顔を出していません。
遅れてもいいから咲いて欲しいけど、ダメかなあ。
晴れたお昼には違う景色になります
朝、玄関先に置いてあるレディ ジェーンのプランターを眺めて、ピンクの入り方が何とも言えずイイ感じねえと思っていました。
その後お昼に玄関を出ると、違う花が迎えてくれました。
↓↓ 晴れた日の正午のレディ ジェーン
全開ですね。
↓↓ こういう花だと思えば
白い花だと思っていればキレイなのです。
ただ、ピンクのチューリップ型の花があるはずと思って玄関を出ると、少なからず驚いてしまいます。
↓↓ 普通のお花と同じだと思えば
こんなにシッカリ開くものなんだと、感心します。
所謂チューリップ型の花っていうのは、そういう形質の種を基にして作ったのか、開き切らない形質の花を選抜して作ったんでしょうね。
いつも開くわけではないようです
レディ ジェーンは開花直後は、晴れていたせいもあって全開の姿を見せてくれました。
その後見ていると、毎日お昼に全開になるわけではなさそうです。
どうも曇りの日は開かずにいるようですし、日ごとに開かなくなっているかもしれません。
↓↓ これは曇りの日の10時頃
これぐらいがイメージとしては丁度いいですね。
この曇りの日は終日こんな開き加減でした。
これだけだと花の奥にある蕊や花弁の黄色い部分が見えなくて、それはそれで寂しいかもしれません。
原種系のチューリップをよく知らず、直感でお迎えしたレディ ジェーンでした。
思った以上に美しく、思った以上に整っていたので満足しています。
この花なら来年も再会したいですから、頑張って2年目の開花を目指そうという気になっています。
追記
↓↓ 球根管理もうまくいって、翌年も開花しました
チューリップのブライト ジェムとレディ ジェーンは混植ペアにしちゃダメなのね
一昨年の秋原種系のチューリップを植えて、そのまま何年か咲かせることを目論んでいました。
昨春普通に開花した後、残念ながらそこで断念したのでした。
懲りずに昨秋も原種系チューリップを植えたので、今年こそうまく球根を保存したいですね。
失敗しても報告したいと思っています。
今回植えた原種系チューリップ
昨年の11月上旬にチューリップの球根を購入しました。
ネットで事前情報を得ることなく、ホームセンターでラベルの写真だけを頼りに選択したのは2種類、黄色っぽいブライト ジェムとピンクのレディ ジェーンです。
最近になって調べてみると、両者はそれぞれ学名が違うんですね。
ブライト ジェムは、Tulipa linifolia cv. 'Bright Gem'
レディ ジェーンは、Tulipa clusiana cv. 'Lady Jane'
お花や葉などの形状が違うんでしょうかね。
育ててみて違いがあれば面白いやという、軽い気持ちで育て始めました。
ブライト ジェムとレディ ジェーンの生長
球根は購入後すぐに植えて、日向に放置してありました。
普通のチューリップと同じように、プランターに等間隔で植えたんですよ。
↓↓ 2月下旬のブライト ジェムとレディ ジェーン
チューリップと言えばこの細長プランターに並べるイメージがあるんですけど、小生だけでしょうか。
2種を交互に植えています。
2月下旬にぽつぽつと発芽が確認できました。
↓↓ 3月中旬のブライト ジェムとレディ ジェーン
ええと、交互に植えているのですが、どちらが何でしょう?
後から見ると、左がブライト ジェム、右がレディ ジェーンでした。
芽吹いた直後は、葉の形状に違いが出ていますね。
蕾が出てから失敗に
その後も順調に生長を続けていて、最近蕾が見えてきました。
↓↓ 3月下旬のブライト ジェムとレディ ジェーン
一般的なチューリップよりも随分小さいんですね。
可愛くていいや。
蕾が確認できて喜んだのも束の間、そこで大失敗に気が付きました。
↓↓ 3月下旬、レディ ジェーンの蕾
この蕾、ピンクなのでレディ ジェーンですね。
ん?ブライト ジェムの蕾は?
蕾が付いているのは1つ置き、全部レディジェーンです。
調べると、レディ ジェーンは早咲き、ブライト ジェムは遅咲きの品種みたいです。
確かにその通り、現時点でもう開花が揃わないことがわかります。
花期が全然違う品種を混植するという、小生によくある失敗です。
さらによく見ると
↓↓ 土が盛り上がっているのは、雑草を抜いた後ではありません
レディ ジェーンが今頃になって芽をそうとしています。
球根10個のうち3個。
原種系ということで、発芽が揃いにくいのか、ハズレを引いたのか。
ますます開花はバラバラです。
もういいんです、個々の花を観賞する方針でいきます、こんなことでは心折れません。
でも、来年は植えっぱなしという訳にはいかなくなりました。
何とか種類を判別しつつ掘返して、それぞれをひと固まりにして植えるのが良さそうですね。
いろんな面で難度高そう・・。
追記
↓↓ まずはレディ ジェーンが開花しました
↓↓ 個別に咲いて、それぞれキレイなチューリップを堪能
球根放置で2年目のアネモネが咲きました
球根っていいですよね。
ここに栄養が詰まっていて、これを利用して花が咲くんだ、と頼もしく感じます。
アネモネの球根は頼もしくないです
ただし、頼もしい球根のイメージはチューリップやユリに当てはまるもので、アネモネは非該当と思われます。
アネモネの球根は、そもそも小さくてその上不定形ですから、むしろ頼りなく見えるでしょう。
小生も初めて見た時は、球根?これが?と思ったものです。
尖った方を下に植付けると言われていますよね。
これがどっちが尖っているか迷うぐらいの不定形です。
昨年アネモネを鉢に植えたのですが、掘返したら絶対に見逃して失う自信がありましたので、もう植えっぱなしにすることに躊躇いはありませんでした。
アネモネの葉は秋に出現
売っているアネモネの球根は、秋に販売されますね。
他の球根と同じです。
植えっぱなしのアネモネは秋に葉を出します。
↓↓ 10月上旬、我が家のアネモネ
この繊細に細かく切れ込みが入った葉は、美しいですね。
独特の雰囲気で、好ましいものです。
小生は庭を掘返すことが大好きですから、球根を地植えにすると間違いなく散らばってしまいます。
おかげで、ヒメヒオウギやオキザリスなんかは、意図せず、あちこちから生えてきてしまって雑草並みの扱いです。
アネモネは同じ轍を踏まないよう、鉢管理にしています。
↓↓ 12月上旬のアネモネ
秋からここまで葉が茂って冬越しですね。
意外と弱くて、一部は寒さで枯れました。
そして早春のアイコンとして
小生がアネモネを植えてみたのは、あちこちの花壇で春の早い時期に咲いているのを見かけて、早春のイメージが刷込まれたせいなんです。
ほら、ドギツイほど鮮烈な色合いが目立つじゃないですか。
春の先駆けとしてのアイコンですね。
↓↓ 2月下旬のアネモネ
そうして春の早い時期に、葉から独立して地面から花芽が生えてきます。
彼岸花とは逆の順番ですね。
↓↓ 3月中旬、無銘のアネモネ
みんな元気に上を向いていて、結構なことです。
↓↓ 一重のブルー
↓↓ 一重のホワイト
アネモネの赤や青が独特の発色で美しいように、白は原色と言いたくなるような白さです。
蕊の色も一様ではなくて、花弁(ではなくて萼片ですが)に調和させているようですね。
植えっぱなしでも昨年と同じ青白それぞれ4輪ずつ、花の大きさも変わっていないようですから、優秀じゃないですか。
冬に緑の葉が出ているのも貴重ですし、今度の秋は赤色を物色して、少し増やしてみたくなりました。
ダイコンの収穫!
関東地方は、晴れれば春本番ですね。
陽射しに力強さを感じます。
週末ランニングの堤防コースでは、法面に黄色い菜の花が咲き始めています。
あれは勝手に殖えてるようですけど、何のお花なのかしら。
とにかく、世間では菜の花が咲いているんです。
9月に蒔いたダイコン
そうなると、我が家で冬野菜として育てているダイコンの様子が気になってきました。
そろそろトウが立っても不思議ではありません。
9月末に播種してから5ヶ月も経ってますね。
↓↓ 播種が遅いわけでもないと思うんですけど
ノンビリと育って、まだ小さいような気がしています。
↓↓ この後も施肥と土を被せていました
我が家の菜園コーナーは午前中しか陽が当たりませんから、生長が遅いんでしょうね。
覗いている首の部分を週末に眺めては、まだ細いねえ、と言いながら収穫を見送り続けていました。
ようやくダイコン収穫
収穫前にトウが立ってしまっては、元も子もありません。
じゃあ、一番太そうなのを試しに抜いてみようじゃありませんか。
2月23日に最初の収穫です。
ふかふかの土なので力を入れずとも、スッと抜けて、
↓↓ お、こりゃあ良いじゃない
一番良さそうな個体を抜いてみると、根が首よりも太くてこれは成功です。
長さ約35 cm、農家さん栽培モノには劣りますが、70円とか80円にはなりそうです。
このダイコンはジャコおろしで美味しくいただきました。
ふろふきダイコン?おでんダイコン?
3月最初の日曜日、残るダイコンのうち今度は2本抜きました。
↓↓ みんな良型とはいきません
やっぱり一番良いのだけマトモなのかも。
次の2本は御覧の通り、いかにも家庭菜園で小さくて歪です。
ま、いいんですよ、多くは望んでいませんから。
今回はふろふきダイコンをつくりました。
↓↓ 2本全部炊いちゃいます
↓↓ コメ大匙1で茹でこぼして、臭み取り
↓↓ 茹でこぼしたダイコンは流水で軽く洗ってダシで煮ました
ダシを混合ぶし(サバ・ムロアジ)と昆布にして炊いたら、おでん風になりました。
これがなかなか良かったです。
普通昆布ダシでふろふきダイコンですよね。
↓↓ ユズみそを載せて完成!
ユズは我が家の花柚、これで最後です。
ヒヨドリが残してくれて、よかった。
ユズみその分量は
味噌 大匙3
砂糖 大匙3
酒 大匙2
みりん 大匙2
混ぜて弱火で煮詰めて、最後にユズの皮を刻んで入れてください。
今回も煮詰めすぎて硬くなりました。
ユズみそが甘いせいか、意外とおなかが膨らみます。
残っても冷蔵できるので、多めに炊くのがいいですね。
今回の調理では保温鍋を使いました。
↓↓ 我が家は4人家族でこのサイズ、大は小を兼ねます。
鉢植えオリーブも土替えしなくちゃ!
師走はバラの土替えがメイン作業で、休日の日課のようになっていました。
バラが終わってからも何となくムズムズして、スパティフィラムの鉢増しを敢行。
その勢いで今度は鉢植えのオリーブに手を付けました。
庭が寂しい季節で、小生の土いじり欲求は鉢植えに向かっているようです。
オリーブは調子が良いとは言えなかった
我が家のオリーブ2本は、しばらく放置されていました。
それを1年程前から真面目なお世話に移行しつつあるところ。
小生、心を入替えました。
↓↓ 最近、オリーブが気に入っています
害虫の防除をしてキレイな状態のまま春から秋まで維持できたのは、以前との大きな違いです。
それでも花は咲かなかったし、葉や枝の出方にも勢いがありませんでした。
思い返せば、全体的に元気が無いような印象が残ります。
根詰まりしているのか、土が悪いのか、そのあたりが原因だと見立てました。
冬に鉢から抜いて土を替えるのは、オリーブ復活のために重視していたところなのです。
まずシプレッシーノから
一時は切刻まれつつあったシプレッシーノ。
ホント、思い止まって良かった。
こちらから抜いてみましょう。
↓↓ 1月上旬のシプレッシーノ
表面の土を引っ掻くと、全然手ごたえ無く崩れました。
根詰まりどころか、健康的に根が張っている雰囲気がありません。
そもそも土の質が最悪で、久しぶりにスカスカでダメな土を見ました。
こりゃあ悪いことしたなあと、悲しい気持ちで引っこ抜いて土を落としました。
↓↓ シプレッシーノの根
もうゴメンナサイ、汗顔の至りです。
根詰まりなんておこがましい、全然根が張っていなくてイジケていて、不健康な状態です。
オリーブは強い木なので枯れることはありませんでしたが、これではどうにも。
使用済みバラ用土にサツマイモのコンポストを混ぜた庭土で植え戻しました。
10号の菊鉢です。
↓↓ 土替え後のシプレッシーノ
これがオリーブ復活のスタート地点。
次はマンザニロ
ああ、マンザニロも同様なのでしょう。
↓↓ 1月上旬のマンザニロ
こんなに光溢れ冬の午後なのに。
気持ち重くマンザニロを抜いてみましょう。
↓↓ マンザニロの根
案の定とはこのこと。
道理で出てきた新芽の勢いが無かったわけです。
もちろんシプレッシーノと同じ措置で、10号菊鉢に戻しました。
マンザニロにも悪いことしました。
我が家のオリーブに関しては、小生が放置のツケを払う時が来たようです。
シプレッシーノとマンザニロ、どちらも復活には時間が掛かるかもしれませんが、できるだけ早く健康を取り戻してもらいましょう。
いくらオリーブが強健だといっても、やっぱり健康で元気な個体が観ていて一番気持ちいいですからね。
目標は開花から結実です。
2020年春は難しいと思いますが、翌年に実が見られるようにガンバリマス。
ベリージャムのレシピ紹介!
しばらく前に完熟スダチで作るマーマレードのレシピをご紹介しました。
↓↓ 今シーズンはこのレシピで3回作成済
マーマレードのレシピは割と安定していて、安心して皆様にもおススメできます。
酢ミカンの木を植えているご家庭なら、是非。
今日レシピをご紹介するのはベリージャムです。
我が家で穫れたブラック ベリーとブルーベリーは冷凍保存してありまして、これらをミックスしてジャムにします。
年末年始、ノンビリした時間を過ごすのにジャム作りは悪くないと思いますよ。
材料
冷凍ベリー、今回は850 g
グラニュー糖 、約500 g(ベリーの60%)
レモン果汁、50 cc
作り方
ベリー類の秤量
マーマレードに比べて簡単です。
果実を切らない、搾汁しない、果皮を刻まない。
ます、冷凍庫に眠っていたベリーの重さを測ります。
↓↓ 2019年春に穫れたブラック ベリー
330 gですか、そう多いわけじゃないですね。
↓↓ 2018年に穫れたブルーベリー
こちらは約360 g。
ジャムにしたり、冷凍したのをそのまま摘まんだりして残りこれだけ。
全部使います。
ここに、2019年に穫れたブルーベリー160 gを加えて、合計850 gです。
砂糖の秤量
砂糖はグラニュー糖を使います。
1 kg袋を全部使うわけではありませんから、ボウルにとって秤量します。
↓↓ 今回は500 g
正確には500 gだと58.8%ですか。
おおよそ60 %を入れることにしています。
レモン果汁
一般には酸度を上げるためにレモン果汁を入れます。
我が家では完熟スダチが残っていますので、果汁を絞ってレモン代わりにします。
↓↓ この量だと50 ccぐらいでいいですかね。
混ぜて煮込みます
材料が準備できましたので、火にかけます。
↓↓ 凍って霜が付いたまま鍋に入れます
スダチ果汁を入れて中火にかけると、すぐに溶けます。
そのまま中火で沸騰したら砂糖を投入。
↓↓ 砂糖もすぐ溶けます
さらに沸騰したら弱火にして1時間煮込みます。
しばらく煮込んでいるとベリーのアクが固まります。
アクは除去してキレイな仕上がりを目指しましょう。
↓↓ アク取り前の鍋
白い泡を真ん中に集めて、お玉で取除きます。
最後は白いアクがほとんど無くなって、漆黒の状態になります。
たまにアク取りしながら1時間煮込んだら、ビン詰めして完成です。
ビンは普通に煮沸消毒して、ビンもジャムも熱いうちにビン詰め作業しましょう。
↓↓ かんせーい
いい色ですねえ。
と言っても、これじゃ分かりませんね。
海苔の佃煮じゃないの?
↓↓ こんな感じで、プレザーブスタイルの仕上がり
冷めるとちゃんとゲル化していましたよ。
柔らかめです。
一点だけ、ブラック ベリーの種子が歯に当たりますので、気になる方はご注意を。
ジャムにすると生食よりも風味が増すような気がします。
手作りジャムを、どうぞお楽しみください!
冬来たるらし、ヒヨドリ来訪
読者の皆様にとって、新しい年が穏やかで素敵な年になりますように。
心からお祈りしております。
今日はノンビリと我が家のお客さんをご紹介します。
↓↓ ヒヨドリくん
ヒヨドリは晩秋から冬にかけて、我が家の庭に陣取ります。
写真は万両を召し上がっているところです。
スダチは完熟して酸と水気が少し抜けた頃から、盛んにヒヨドリが食べます。
スダチはすごく好きみたいで、家屋の反対側の枝に陣取って、ヒトが近づいても逃げようとしないくらいです。
ああ、小生はむしろヒヨドリが来ることで、冬が来たことを感じているかもしれません。
我が家のヒヨドリが留鳥なのか渡ってくるのかは、わかりません。
トリは全然知らないので、申し訳ない。
晩秋に居ることと、初夏のブルーベリーとブラックベリーを奪うのもヒヨドリくん。
それ以外の時期に我が家に来ているのか、意識しないんですよ。
留鳥なんでしょうかね。
ヒヨドリくんにベリー類はあげたくないのです。
代わりに冬のスダチと赤い実は、どうぞ召し上がれ。
マンザニロとシプレッシーノを眺めて、オリーブとの長い付合いを振返る
寒くなってくると殺風景になりがちですから、常緑樹木が有難くなりますね。
我が家の玄関、今年から鉢植えオリーブに加わってもらいました。
観葉植物みたいな位置付けですね。
オリーブを置くと何となく洒落た雰囲気に見えるのは、見事な効果です。
そもそも長いお付き合い
オリーブを迎えたのはいつのことだったか。
5、6年前?
2年目と3年目に開花、結実したことを覚えています。
その後諸々の事情でオリーブの処分を検討、実際に上の方から剪定ハサミで切れる所まで詰めてしまいました。
ところが、完全処分する前に小生が気力を失ったため、オリーブは間一髪生き延びることに。
2年ほど庭の片隅に放置してあったのを、この春玄関へ置いた次第。
長い不遇の時期を作ってしまい、反省してます。
マンザニロ
オリーブは2本ありまして、そのうち1本はマンザニロ。
スペイン原産の品種、とwikipediaにあります。
↓↓ 12月上旬、我が家のマンザニロ
鉢はブラスチック10号の菊鉢。
ちょっと色気が無いので、鉢はいつか替えないといけません。
これで樹高約130 cm程です。
↓↓ マンザニロの葉
葉色は濃く、ツヤが強く出ます。
葉の形は先端が丸みを帯びていて、特徴的です。
葉の雰囲気は他と見分けが付けやすいようで、苗を見てマンザネロかと思えば大体当たっています。
姿が美しく見えたのに加え、果実が大粒になるとのとこで買った記憶があります。
実ったことはありますが、残念ながら若いうちに落ちてしまいました。
その大きな果実は見ることができていません。
シプレッシーノ
もう一本はシプレッシーノ、いかにもイタリア産の名前です。
↓↓ 12月上旬、我が家のシプレッシーノ
こちらは木の真ん中で切った雰囲気が残っています。
樹高は約90 cmです。
もう少し時間をかけてカッコ良く仕立てたいところ。
↓↓ シプレッシーノの葉
マンザニロに比べると尖った葉、実際硬いので切れない刃物みたいです。
新葉は銀葉みたいに見えることもありますが、冬は薄いグリーンです。
オリーブを処分したくなった理由
今ではオリーブを長く育てたいと思っていますが、以前処分を考えた時の理由、一応書いておきます。
虫が付くんです。
春はアブラムシが大量に発生、その後小さな甲虫が葉を齧るし、それから巨大なスズメガの幼虫が凄い勢いで片っ端から葉を食べてしまいます。
で、アブラムシや甲虫などで傷ついた葉が、落ちずに残るんです。
これが美しくなくて、それで嫌になりました。
ただの管理不行届きなのが、お恥ずかしい。
ところが今では、バラに殺虫剤を散布するついでにオリーブにも散布でき、害虫防除できるようになりました。
切詰めて目が行き届くようになったのも大きいです。
オリーブは、葉が傷んでいなければ美しい植物です。
もう少し葉を出してくれると、姿も良くなると思っています。
この冬は根を切って、土を入替えて、剪定もして、ちゃんとお世話します。
追記
↓↓ 多分、不調の原因は土だったんじゃないかな