この春は雪晃が早くに咲きました
春は芽吹きの季節と認識しているのですが、早い植物はまず花が咲きますよね。
ウメ、サクラが一般的です。
我が家で早咲きのグループはサボテンになります。
早い時期に開花して春を告げるサボテン
いくつかのサボテン種は2月末から咲き始めていました。
中でも早かったのが雪晃かな。
↓↓ 2021年2月下旬の雪晃
早春の花、ウメにも負けない速さと美しさ。
雪晃は我が家で初開花でした。
この個体は11月末の時点で42 mm、小さいうちから開花してくれる優秀種ですね。
秋には2号鉢から溢れそうな大きさだったのが、冬にかけてガクっと縮んだようです。秋から春にかけて縮むのは他のパロディア属のサボテンと同様ですね。
この蕾はいつからあったのだろう
雪晃は我が家にお迎えして丁度1年ぐらいです。
元々小さくて美しいサボテンでしたが、直射日光にガンガン当てたのが良かったのか、お迎えした時よりも締まっていて、刺の密度も高くなって、一段と美しくなったと思っています。
↓↓ どちらが美しいかって、主観ですけど
お迎えしてからは目覚ましく生長するわけでもなく、かといって問題があるわけでもなく、サボテンらしくジワジワ生長してくれていました。
それが、年末には花芽が見えてきたんですよね。
↓↓ 2020年12月中旬の雪晃
ポツポツ赤く見えるのが花の原基です。
こんな冬の入口に花の準備するんだ、と感嘆したものです。
冬に咲いちゃうんじゃないかと思ったりもしました。
↓↓ 2020年大晦日の雪晃
大晦日の雪晃って、何か風流を感じます。
ま、こんな感じで冬の間に雪晃は蕾を育んでいたのでした。
SPONSORED LINK
そして満開の雪晃
2月に初開花した雪晃は、その花が終わった後に残りの蕾を一気に開いたのでした。
↓↓ 2021年3月中旬の雪晃
ここから開花のピークになります。
↓↓ 2021年3月下旬の雪晃
このあたりで満開でしょうか。
花は開き切ると僅かに色あせて、弁底に黄色が強くなるようです。
開きかけの全力の赤よりは、多少褪色した方が味わいがあって好みです。
↓↓ 2021年3月下旬の雪晃
我が家のサボテンは球径が小さい、若いサボテンばかりです。
小生がまだ知らないことの一つに、球径が大きくなれば花も大きくなるのか?ということがあります。
この雪晃はまだ2号鉢在住の若い個体ですけど、これが倍の大きさになった時に花も倍の大きさになるのでしょうか?それともこのまま同じ大きさなんでしょうか?
栽培していく中でも、色々と新しい疑問が湧いてきて、興味深くお世話できるのは幸せなことです。
原種系チューリップ、早咲きのレディ ジェーンとショーグン
春ですねえ。
庭の植物も本格的に動き出して、これから5月にかけてが一番好きな季節です。
1年目だった昨年、チューリップ レディ ジェーンの処置
去年原種系チューリップを導入して、アッサリした美しさがとても気に入りました。
ちゃんと球根を管理すれば数年維持できるということで、梅雨前に掘上げて秋に植戻したんです。
↓↓ 2020年5月中旬のレディ ジェーン(球根)
もう忘れていましたけど、堀上げる時期は意外と早かったですね。
この黒っぽい外皮は硬いもので、外すとそれらしい球根が出てきました。
そうするとほとんどが分球していたのでした。
↓↓ 2020年5月中旬のレディ ジェーン
分球しているのがお判りかと。
これは大きい球根と小さい球根を半々に分けて、秋に別の鉢に植えました。
大きい球根は咲かせて、小さい球根は翌年の開花用に摘花するつもりです。
いやあ、今思えば気の長い話です。
今年、2年目のレディ ジェーン
今年は去年とは違い、一ヶ所に密植してみました。
↓↓ 去年のレディ ジェーンも悪くなかったです
どんな植え方でも悪くないような気がします。
そうして先日2年目のレディ ジェーンが開花してくれました。
↓↓ 2021年3月下旬のレディ ジェーン
去年より2,3日早いかな?
美しいピンクですねえ。
↓↓ 2021年3月下旬のレディ ジェーン
そして、日中にはあられもなく開き切ってしまうお姿。
2年目ともなると見慣れるものですね。
鉢を低いところに置いて上から見下ろすと、そんなに開き切った姿は気になりません。
それよりも、細い葉に花弁外側の上品なピンクがマッチして、優美なチューリップです。
予定通り小さい球根組は蕾が見えたところで摘蕾しましたが、結局昨年と同じ10輪咲いてくれたんですよ。
SPONSORED LINK
昨秋購入のショーグンが同時期に開花しました
昨春に原種系チューリップの魅力に開眼したので、秋には追加で数種の球根を導入しました。
そのうちの一つ、ショーグンが早咲きでレディ ジェーンと同時期の開花になりました。
↓↓2021年3月下旬のショーグン
オレンジ寄りの黄色で、原種系チューリップにしては高い位置で開花して大きめの花じゃないでしょうか。
Webで調べるとTulipa praestans の’Shogun’という品種のようです。チューリップの種名は意外と細分化されてて、それぞれの特徴とかよくわかんないですね。
↓↓ 2021年3月下旬のショーグン
この品種も原種っぽく日中は大いに開き切りますけど、レディ ジェーンほどアチャーって感じはしません。色味のせいでしょうか。
↓↓ 2020年3月上旬のショーグン
とにかくこの種は、花も葉も姿が比較的いわゆるチューリップに随分近いと感じました。特徴として面白かったのは、茎が上の方で分岐して2輪咲きになることが多そうなコトかしら。少ない株数でも賑やかです。
2年目の球根は愛着があって、昨秋導入の球根は新鮮な興味があるし、これから遅咲きのチューリップも楽しみです。
冬に咲くマッソニア プスツラータ
クリスマスになって、ようやくマッソニア プスツラータが咲きました。
去年、開花後か未開花の個体をお迎えして、我が家で初めての開花になります。
マッソニア プスツラータの夏越し
冬の最中に緑が欲しくて、園芸店で見つけたマッソニア。
葉が2枚という妙な姿が良いですし、花も咲くというんですから迷い無くお迎えしました。
↓↓ 2020年1月下旬のマッソニア プスツラータ
花の後かもと思っていましたが、今見ると未開花だったように感じます。
↓↓ お迎え直後のマッソニア プスツラータ
南アフリカ原産の球根植物ということで、植替え時に地下部を確認しました。
葉の大きな面積に対して、球根は意外と小さい印象。
若い個体ということもあるかもしれませんね。
最初ピッタリのプラ鉢に植えていたのですが、根が伸びている様子でしたので春に3.5号の素焼き鉢に植替えました。
用土はバラで使っているものを転用しました。
↓↓ 2020年6月中旬のマッソニア プスツラータ
冬に元気なマッソニアは夏に枯れると聞いていました。
いつ枯れるのか興味深く見ていると、6月に枯れましたね。
このまま完全断水で室内の片隅(日陰です)に放置して夏を越しました。
SPONSORED LINK
マッソニア プスツラータの芽吹き
夏の終わりごろから気にしていて、ようやく芽吹きが確認できたのが9月でした。
↓↓ 2020年9月下旬のマッソニア プスツラータ
真ん中の白い点が芽吹きです。
9月中旬に一度水遣りして、しばらくしたら芽吹いていました。
夏越しの管理に自信が無かったので、無事に生きていてよかったです。
芽吹き確認後は室外に出して管理しています。
↓↓ 2020年10月下旬のマッソニア プスツラータ
芽吹きから葉の形になるまで約1ヶ月、実感として緩慢な生長です。
芽吹きの勢いはあまり感じられませんでした。
↓↓ 2020年11月下旬のマッソニア プスツラータ
この頃になってようやくマッソニアらしい形です。
気が付くと中心に蕾らしきものがありました。
随分と小さい状態で花が付くんですね。
昨シーズンは休眠直前まで葉が大きくなっていきましたから、花が咲いても葉が生長を続けると予想しています。
そして1年待った開花
蕾は順調に大きくなって、もう咲くだろうと思いながら見ていると、徐々に咲き始めたのは12月下旬でした。
↓↓ 2020年12月下旬のマッソニア プスツラータ
バラのように花弁が開くタイプでは無いので、何だか曖昧に咲き始めました。
↓↓ 上の写真の翌日です
先端が黄色いのは雄蕊なんでしょうか。
これが外側から順に伸びていって、これすなわち開花という感じです。
↓↓ 2020年クリスマスイブのマッソニア プスツラータ
これで咲き揃いましたね。
なかなかの存在感です。
これで淡いながらもシッカリと香るんですよ。
バラの香りにも似た、かなりの良香です。
というわけで、マッソニアの開花でした。
次の心配は、マッソニアがどの程度長生きするかです。
毎冬の楽しみにできるといいんですけど。
スカビオサ オクロレウカのこぼれ種
庭で花が咲いた後、速やかに処理しないと見映えが悪いですよね。
手を入れればそれなりにキレイに見えるので、頑張って終わった花をカットしてまわりますが、どうしても手が回らないことが多々あります。
そんなわけで、我が家でも雑草に混じって園芸品種のこぼれ種が発芽することがあります。
枯れてしまった初代スカビオサ オクロレウカ
スカビオサ オクロレウカは学名で、一般に「ムーンダンス」などとして売られているのが同じ種ですね。
我が家のが品種名付きのと違うのか、よくわかりません。
ともあれ、この種は昨年は夏から秋によく咲いてくれて、好きな多年草でした。
↓↓ 暴れるのが気にならなければ
ところが残念ながら昨シーズンの秋冬で枯れてしまいました。
我が家に植えてから丸一年以上は育っていましたから、寿命だったのかもしれません。
今春にお迎えしても良かったんですが、理由あって見送りました。
SPONSORED LINK
こぼれ種の発芽らしきものを保護
見送った理由は、こぼれ種のスカビオサらしき個体が育っていたから。
↓↓ 2019年11月下旬のスカビオサ オクロレウカ?
昨秋、夏に繁茂した雑草を滅ぼしている時、見慣れない芽生えを見つけました。
周囲に植えてある中ではスカビオサっぽい感じがしたので、確かめたくて残したのが幸いでした。
その頃はまだ親が残っていたはずです。
元の個体が滅んでしまったので、俄然重要度が増したこの個体。
何とか冬を越して、春を迎えたのでした。
↓↓ 2020年4月上旬のスカビオサ オクロレウカ?
辛うじて生き延びたといった風情で、危ないところでした。
この後は見事に復活して、遅いながらも着実に生長していきました。
↓↓ 2020年8月上旬のスカビオサ オクロレウカ?
夏には水遣りもして大事にしていました。
それでもこの時点では、まだスカビオサだという確証はありませんでした。
↓↓ 2020年9月中旬のスカビオサ オクロレウカ
ロゼッタ葉の中心から、細葉の花芽らしきものが出てきました。
これはもうスカビオサですね、良かった。
二代目スカビオサ オクロレウカの開花
もう秋なので、このまま冬越しして花は来年だと思っていました。
↓↓ 2020年10月上旬のスカビオサ オクロレウカ
夏に花が咲くものだと思っていたのに、蕾がついてしまいました。
咲く気になっているようです。
↓↓ 2020年11月下旬のスカビオサ オクロレウカ
秋も深まってから、とうとう咲いてしまいました。
元々大きくない花が、秋咲きのせいか一段と小さいです。
とうとうこぼれ種から開花に至って、何よりでした。
この冬を越して来夏にも咲いてくれたら、今度はこぼれ種じゃなくてちゃんと採種して育てたいですね。
今年の焼き芋、昨年より良くなっているはず
今を遡ること約半年、今年もサツマイモを植えたのです。
品種はべにはるか、昨年と同じでした。
植えたのが少し遅かった
いつもは5月の連休中にサツマイモの苗がホームセンターに並びます。
今年は人混みを避けていたら、サツマイモの苗に出会わずに連休が終わってしまいました。
連休後に苗を見つけて、購入してから1週間濡れ新聞に包んで発根を促し、植えたのは5月の下旬だったようです。
↓↓ 2020年6月上旬のべにはるか
植えるのが遅かったので、最初葉が落ちてしまいました。
僅かに残った葉が元気なので、多分大丈夫。
↓↓ 2020年6月中旬のべにはるか
随分遠回りしてしまいましたが、ここまでくれば大丈夫。
スタートが遅いといけませんね。
↓↓ 2020年10月上旬のべにはるか
放置していてもサツマイモは育つので、今年も植えた後は水もやらない、肥料もやらない、何もしないで秋を迎えたのでした。
やっぱり少し蔓の勢いが弱いような気がして、植付が遅かったのが最後まで影響しているようでした。
残念な収穫
そうして去年と同じ、10月の終わりに収穫しました。
昨年と比べると栽培期間が約1ヶ月短いですから、おそらく収量に影響するだろうと思いながら、掘返しました。
↓↓ 2020年べにはるかの収穫
やっぱり少なかった・・・。
べにはるかは中型以下のサイズが美味しいと感じていますから、イモの大きさはこれでいいのです。
でも数が少なくて、去年の半分ぐらいでしょうか。
これでは苗の値段のモトは取れないです。
ま、今年は諸事情がありましたから、仕方ないですね。
収穫したイモは、物置で1ヶ月間熟成させました。
SPONSORED LINK
今年の焼き芋
そしてこの週末、ようやく熟成期間が終わったので早速焼き芋にしました。
↓↓ 熟成後のべにはるか
収穫直後から何も変わっていませんが、何となく美味しそうに見えます。
去年も焼き芋レシピを記事にしましたが、その条件ではあまり好ましい結果になりませんでした。
↓↓ これはダメなレシピでした
読者の皆様にはお詫び申し上げます。
今年は改良レシピを紹介します。
↓↓ 水洗いしたイモをクッキングシートでくるむのは去年と同じです
↓↓ オーブンで240℃、1時間
こんな感じでクッキングシートが焦げた感じで完成です。
↓↓ 中までしっとり柔らかくなりました
表面は少し焦げて、香ばしさがプラスされます。
高温が入ることが大事なようで、これで皮と身が分離したイイ感じの仕上がりになると思います。
大きなイモの場合は時間を長くするよう、調節した方がいいかもしれません。
来年は安納芋を植えたいので、苗が手に入るよう祈っています。
今年も沢山焼き芋食べよっと。
ホスタ落葉の記録2020年、リバティ、ブラザー ステファン、フランシス ウィリアムズ
今朝は、今年お迎えしたホスタの様子です。
落葉と、最初のシーズンを振返ります。
リバティの落葉
今思えばリバティをお迎えした時期は遅め、6月下旬だったんですね。
↓↓ 晩秋からすると信じられないくらい美しい季節
ポット苗を庭に植えて新葉の展開が見られると思っていましたが、今年は期待に応えてくれませんでした。
リバティは新しい葉をほとんど出さず、かといって花も咲かず、ジッとしていたのでした。
そうしているうちに・・・。
↓↓ 2020年8月中旬のリバティ
なんと葉が傷んできました。
陽に当たったところが焼けてしまったと思われます。
直射日光に弱いと聞いていたので木漏れ陽以上の強光が当たらない場所に植えたのですが、聞きしに勝る弱さです。
これ以上暗い場所もありますけど、ホントにいいの?
今のところ移植は控えて、もう一年様子を見る予定です。
↓↓ 2020年11月中旬のリバティ
心配したものの葉焼けの被害は僅かで済み、無事落葉を迎えてくれたのは何よりでした。
現在は完全に枯れて休眠入りです。
ブラザーステファンの落葉
リバティと同時にお迎えしたブラザーステファンは、ちゃんと動きを見せてくれました。
↓↓ 2020年8月上旬のブラザーステファン
こちらは新葉が出てきたと思ったら、御覧のように最初の葉よりも大きくなりました。
こんな不格好に生長したホスタは初めてです。
↓↓ 2020年10月下旬のブラザーステファン
不格好ながらも、我が家で出てきた葉は本当に美しくて、秋に葉色のコントラストがハッキリしてきました。
この直後から葉が枯れてきて、冬支度が始まりました。
↓↓ 2020年11月下旬のブラザーステファン
こちらも今は完全に休眠状態、寂しいなあ。
SPONSORED LINK
フランシス ウィリアムズの落葉
ホームセンターでお安くなっていたフランシス ウィリアムズの小苗をお迎えしたのが、5月の下旬。
庭を眺めているうちに大きくなるホスタを植えたくなって、最初に買ったのでした。
↓↓ 2020年5月下旬のフランシス ウィリアムズ
お安いだけあって、葉はたった4枚。
明らかに芽が動いていて、次の葉が出そうな個体を選びました。
↓↓ 2020年6月中旬のフランシス ウィリアムズ
順調に葉が増えて、どこまで大きくなるか期待していました。
が、残念ながらここで終了。
最初の年は大型種の貫禄を実感することができませんでした。
↓↓ 2020年10月下旬のフランシス ウィリアムズ
そして早目の冬支度、11月中旬には完全に枯れていました。
我が家のホスタで一番早い店じまいだったかも。
フランシス ウィリアムズは芽吹きが遅いとの情報があって、そうだとすると活動シーズンは短いんですねえ。
ホントに芽吹きが遅いのか来春が楽しみ、個性が強い品種は歓迎です。
ホスタ落葉の記録2020年、フランシー、ゴールド スタンダード、スネーク アイズ
落葉樹や宿根草が、葉を落としていく季節ですね。
今年はホスタを増やしたので、なおさら庭が寂しくなってきました。
フランシーの落葉
グリーンの葉の外側に白く斑が入る、フランシー。
オーソドックスな姿なので、今年も見ていて飽きませんでした。
↓↓ 7月に花が咲いて以来、動きなしでした
ホスタはシーズンを通して斑の入り方が変化する品種が少なくありません。
それが魅力でもあるんですけど、落着かなく感じることもあります。
そんな中、フランシーの葉はとても安定しています。
↓↓ 2020年8月中旬のフランシー
花後は葉が展開しません。
このまま秋が深まっていきました。
↓↓ 2020年10月下旬のフランシー
この時期に黄葉が始まりました。
初秋に虫が葉を齧っていたので、来年は秋にもオルトラン撒かないと。
↓↓ 2020年11月下旬のフランシー
ゆっくりと黄葉していって、枯れました。
我が家のホスタの中ではシーズン終了が早い部類でした。
来年はもっと芽が増えますように。
ゴールドスタンダードの落葉
今年もゴールドスタンダードは花が咲きませんでした。
ですので、かなり遅くまで葉を出していました。
↓↓ 7月の姿と秋の姿は異なります
記事は7月上旬ですから、この後もゴールド スタンダードはまだまだ葉を出し続けたのです。
↓↓ 9月下旬のゴールド スタンダード
7月に比べて随分と葉が増えています。
本来は花が咲いて新葉の展開が止まり、古い葉がゴールドになるんでしょう。
この個体は葉を出し続けるので、新葉がグリーンで古い葉がゴールドと、モザイク様になっています。
古い葉もキレイにゴールドになるわけではないようです。
個体が成熟していないからかもしれません。
2020年11月下旬のゴールド スタンダード
というわけで、ゴールドスタンダードは2年目のシーズンを終えました。
昨シーズン落葉時の大きさを考えると、今シーズンは随分大きくなりました。
この品種は生長が早そうです。
SPONSORED LINK
スネーク アイズの落葉
我が家のホスタの中では個性派のスネーク アイズ。
今年は2年目ながら開花しましたので、生長は期待ほどではありませんでした。
↓↓ 開花は個体が充実してからの方が・・・
花芽が見えた時には葉数は去年とそんなに変わっていない印象でした。
今去年の写真と見比べても、印象通り。
↓↓ 2020年8月上旬のスネーク アイズ
葉数が少ない代わりに、葉の形状は少し成熟度が増した感じです。
去年は細い葉で、今年の丸い葉とは大違いでした。
↓↓ 2020年11月中旬のスネーク アイズ
今年は早くに黄葉から落葉になり、11月下旬には地上部がほぼ完全に失われています。
スネーク アイズは個性派の割に少し印象が薄かったので、来年は一段と成熟した姿で目立つ存在になって欲しいものです。
サボテン衝動買いの続き、菫丸と貴宝青
先日の続きで、お迎えしたサボテンをご紹介。
サボテン、お安いのに出くわすと幾つも買ってしまいます。
気になっていた菫丸
小生はサボテン選びに花も重視していますから、旧ノトカクタス属が手元に無いのを残念に思っていました。
今回は小さいノトカクタス属があったのは幸いでした。
菫丸は青紫っぽいピンクの花が咲くそうで、以前から気になっていたサボテンです。
読みは「すみれまる」ですね。
↓↓ お迎えして植替え中の菫丸
ちょっと根が偏って生えていて、土を落としたらこんなに短くなってしまいました。
強健種なので大丈夫でしょう。
↓↓ 2020年11月下旬の菫丸
まだ開花したこと無い雰囲気、2号鉢に収まる大きさです。
菫丸は刺が球体にピタッと沿うので、取扱いが楽ですね。
こう見るとなかなか悪くない姿じゃないですか。
菫丸の学名は、以前はNotocactus uebelmannianusで、現在はParodia属に変わっていて、その際に種名まで変更されてParodia werneriということになっているそうです。
元々Parodia uebelrnannlanaという種があったので、後から来て似ている種名だった菫丸が変更を余儀なくされたそうですよ。
和名は関係ないですからどうでもいい話ですが、不憫なものです。
↓↓ 上からの菫丸
各種ネット情報を総合すると、菫丸は球径5cmより大きくなってから開花するケースが多いようです。
我が家の個体は現在4cmですから、来年の開花は難しいかな。
まあ多くを求めずに、開花は再来年のつもりでお付合いしていきましょう。
SPONSORED LINK
気に留めていなかった貴宝青
もう一つ、旧ノトカクタス属で、貴宝青をお迎えしてみました。
「きほうせい」ですけど、そりゃ普通に変換すれば起泡性とか気泡性とかになりますよね。
同じノトカクタスに青王丸とかありますけど、青って漢字を和名に使うのはどこから来たんでしょうね。
↓↓ 植替え途中の貴宝青
同じ旧ノトカクタス属でも菫丸とは地下部の雰囲気がちがいますね。
菫丸は少し塊根部があるのに対して、こちらはスパッと地上部から直接細根が出るタイプです。
↓↓ 2020年11月下旬の貴宝青
貴宝青は多分何度か見たことがあったのに全然気に留めていませんでした。
今回手に取ったのは何かのご縁でしょうか。
上の方に長い刺があっていいアクセントになっているのがお迎えしたポイント。
球形ではなく、潰れたような扁平な形も好き。
刺は意外と柔らかいので、刺さって取扱いに困ることも無さそうです。
↓↓ 上から見た貴宝青
この個体は球径4cmで菫丸と同じような大きさですが、開花跡があります。
来年も開花してくれるハズですので、美しい黄花が楽しめると思います。
秋のサボテン衝動買い、白星とアウレイフローラ
この連休、その気無くホームセンターの室内園芸コーナーを見ると、サボテンの品揃えが変わっていて、思わず購入してしまいました。
3月に100円サボテンを買って以来ですね。
よく見かける白星
マミラリア属の白いサボテン、白星。
ネット検索の多数決ですと、読みは「しらほし」みたいですね。
学名はMammillaria plumosa。
種名のplumosaは羽毛の意味だそうで、色々な植物の種名に使われているようです。
よく見かけていても、お安い小さい個体に巡り合えなくて見送ってきました。
今回は200円、これならまあいいでしょう。
↓↓ 2020年11月中旬の白星
今回購入したサボテンは入荷からそれほど経っていないようで、割と状態が良かったようです。
根もキレイだったので、そのまま我が家の鉢と用土に植替えました。
白星は触っても実際フワフワ、中にスルドイ刺は隠れていません。
↓↓ 2020年11月中旬の白星
既に仔が吹いた状態ですので、少し余裕を持って2.5号鉢に植えました。
他のマミラリア属と一緒に強光で管理する予定です。
それにしても、白星って本体の肌が全然見えないんですね。
これだとサボテンの健康状態とか、わからないじゃないですか。
気が付いたら枯れていたとか、大いにあり得ますね…。
SPONSORED LINK
初めて見て知らなかったアウレイフローラ
アウレイフローラは初めて見たんですけど、何となく姿が気に入ってお迎えしました。
学名がMatucana aureiflora、マツカナって属名は最初に発見されたペルーの町の名前だって、wikipediaに書いてあります。
種名は黄花っていう意味でしょうね。
↓↓ 2020年11月中旬のアウレイフローラ
まだ小さい個体で、2号鉢で丁度いいぐらいです。
小さいのが好みです。
刺座からの刺の出方が変わっていて、縦に並んで出ています。
放射状に刺がでるサボテンが多いですよね。
球体に対して刺が目立ちますけど、大きくなるにつれてそれ程でもなくなるようです。
↓↓ 2号鉢でもこの余裕
最初見た時はギムノカリキウム属かと思いました。
何となく球体の雰囲気はそんな感じですが、別属ですから色々と形態が違うんでしょう。
普通に直射日光当てて育てる予定ですけど、焼けないことを祈っています。
秋のボレロとドラマティック レイン~2020年の記録
秋のバラも、もうオシマイですね。
蕾が付いているバラは、ちゃんと咲けるか心配。
遅くによく咲いたボレロ
シーズン終盤によく咲いて目立っていたのはボレロでした。
大きく枝を伸ばすことも無くおとなしく蕾を付けて、ちゃんと咲いてくれればエライ。
↓↓ 夏の小さな花も嫌いではありません
夏剪定の後にも沢山蕾を付けたのに、シャクトリムシ喰われてしまって半分ぐらいになっちゃいました。
今年は殺虫剤散布を怠って、大いに反省してます。
↓↓ 2020年11月上旬のボレロ
我が家ではほとんど最後に咲き始めたのがボレロでした。
↓↓ 2020年11月中旬のボレロ
秋の花は春と夏の中間ぐらいの、程よい大きさでした。
必ず俯くので、あおりで撮った写真ばかりです。
↓↓ 暗い庭に白花が映えますね
一度に咲いたのは4-5輪だったでしょうか。
小さな鉢で管理しているので、十分です。
こうやって咲いてみると、もっと花数多く咲かせたかったと欲が出ます。
まだお世話する余地はあったハズですから、来年の教訓にします。
SPONSORED LINK
少ない枝でキレイに咲いたドラマティック レイン
小生がうまく育てられないハイブリッド ティーです。
すっかり枝数が減ってしまって、悲しみのあまり夏剪定の記事にしていなかったようです。
↓↓ 2020年9月中旬のドラマティック レイン
徐々に枝数を減らしていって、とうとう2本になってしまいました。
一昨年はあんなにベーサル シュート沢山出して、6本ぐらいあったような。
何かが、いや、色々と良くない原因があるんでしょう。
↓↓ 2020年11月上旬のドラマティック レイン
このバラは秋に赤紫の色がハッキリ出て、特に美しくなります。
花数が少ないせいもあって、秋にしては大きな花になっている気がします。
↓↓ 2020年11月中旬のドラマティック レイン
何とか2輪が揃って咲いてくれました。
これだけで、周囲が豪華な雰囲気になります。
↓↓ 2020年11月中旬のドラマティック レイン
どうもドラマティック レインは他のバラに比べて枝の寿命が短いようです。
本来はその分シュートが出るように管理しないといけないのですが、小生はそれができていません。
用土を水捌け重視に戻して、肥料を工夫してみましょうか。
用土を以前に戻すのは簡単ですが、肥料はそんなに凝ったことはできません。
今はN:P:Kが同量の肥料を使っていますから、ここにリン酸を増やして様子を見たいと思っています。
とりあえず「ようりん」を買ってきたので、元肥として用土に混ぜることを予定しています。